文書共有のほか、特定の文書を配信・収集できるシンクライアント環境を低価格で構築。サーバ管理者の負荷やコストの軽減を支援する。
オリオグローバルは2月15日、韓国TILON Technologyのミドルウェアソフト「TusKan Professional Server 2007」の国内販売を開始した。2月28日より出荷開始予定。
本製品は、サーバベースコンピューティングを構築可能なミドルウェア。Webストレージ機能によりデータはすべてサーバ側に保存され、保存された文書はExplorer風のファイル共有ツール「Tinplore」からダブルクリックで開くことができる。また、ユーザーやグループごとに共有ディレクトリを作成したり、Excel/Wordのデータを特定のユーザーに配信・収集できるなど、シンクライアント環境での文書共有を実現する。
ユーザー登録・アプリケーション登録・セキュリティ設定などは管理画面からウィザード形式で行うことができる。また、ユーザーが利用しているアプリケーションに対してのリモート管理も行える。
クライアントPCごとに管理していたアプリケーションをサーバに統合することで、ソフトウェア更新パッチの適用がサーバのみで対応できるため、管理コストの削減にも有効としている。
価格は1ユーザー当たり5万円からで、ASP向け月額ライセンスも用意されている。
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