フューズネットワーク、DRを迅速化する遠隔クラスタシステム構築支援サービスNEWS

DRシステム構築支援サービス「eX-DR」を発表。30キロ以上離れた施設間にミラーリングシステムを構築することで、被害を受けたシステムの短期復旧を実現する。

2008年07月11日 20時38分 公開
[TechTargetジャパン]

 フューズネットワークは7月11日、ディザスタリカバリシステム構築支援サービス「eX-DR」を発表した。

 eX-DRはディザスタリカバリ(DR)対策として、遠隔データセンター間にクラスタシステムを構築するための支援サービス。災害時の被害が及ばないとされる30キロメートル以上距離の離れた施設間にミラーリングシステムを構築することで、自然災害により被害を受けたシステムの短時間での復旧を実現する。システムのミラーリングは、専用回線もしくはインターネットVPN経由で行い、外部からの侵入を防ぐ。

また、サービスにはiDC・回線・ハードウェアの選定、クラスタ構築およびシステムの移行支援が含まれている。具体的なサービス内容は以下のとおり。

  1. ディザスタリカバリコンサルティング
  2. 現状システム調査
  3. データセンター設計および調達(提携データセンターの紹介と指定地域のデータセンター調査)
  4. 機器設計および調達
  5. 回線設計および調達
  6. システム構築
  7. 運用テスト
  8. 各種ドキュメント製作
  9. 監視・運用(障害時対応)

 価格はLinuxシステムのHAクラスタ構築が98万円(税抜き)からで、販売開始は7月15日を予定している。

関連ホワイトペーパー

ディザスタリカバリ | クラスタ | データセンター | VPN


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

From Informa TechTarget

お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。

ITmedia マーケティング新着記事

news066.jpg

Metaに潰されないために残された生き残りの道は?――2025年のSNS大予測(Snapchat編)
若年層に人気のSnapchatだが、大人にはあまり浸透していない。一方で、AR(拡張現実)開...

news150.jpg

「猛暑」「米騒動」「インバウンド」の影響は? 2024年に最も売り上げが伸びたものランキング
小売店の推定販売金額の伸びから、日用消費財の中で何が売れたのかを振り返るランキング...

news110.jpg

Netflixコラボが止まらない 「イカゲーム」シーズン2公開で人気爆上がり必至のアプリとは?
Duolingoは言語学習アプリとNetflixの大人気ドラマを結び付けたキャンペーンを展開。屋外...