リカバリが行われる際、非技術的な要素のせいで難航してしまう場合が極めて多い。幾つかの具体的なケースを挙げながら、DR計画の注意点を紹介しよう。
企業がディザスタリカバリ(DR)や関連するテストに、より注意を払うようになっているのは好ましいことだ。DR計画を最新に保つだけでなく、DR計画のテストも繰り返し実施する傾向が強まってきている。
データセンターのDR計画は、総合的なビジネス継続計画(BCP)の一環として、災害にかかわる技術的および非技術的な側面を踏まえ、それらに対応できるものにしなければならない。だが、実際にリカバリが行われる際には、非技術的な要素のせいで難航してしまう場合が極めて多い。以下では、幾つかの具体的なケースを挙げながら、DR計画の注意点を紹介しよう。
わたしの顧客のほとんどにとって、電子メールはますます「ミッションクリティカルな」アプリケーションとなっている。電子メール機能が1時間ダウンしただけでも、ヘルプデスクに電話が殺到する。災害が発生すると、あなたが設定しているリカバリポイント目標(RPO)とリカバリタイム目標(RTO)に応じて、電子メールは一定時間ダウンすることになる。だが、電子メールが迅速に復旧しなかった場合も想定して、対策を立てなければならない。企業の電子メールシステムやアドレス帳、過去の電子メールへのアクセスに問題が生じる可能性が考えられる。災害発生後に電子メールがすぐに利用できない場合に備えて、リカバリチーム全員が代替の電子メール(Gmail、Yahoo! Mail、Hotmailなど)を利用できるようにしておくとよいだろう。
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みずほグループでは、基幹システムをグループ全体で統合し、クラウドに展開するというプロジェクトを進めていた。このプロジェクトにおいて重要な課題の1つになっていたのが、運用保守業務を高度化することだった。
調査によれば、企業のPCリプレースサイクルは5年以上が大半だという。しかし、理想は3年または5年という回答が多い。このギャップの主な原因は、コストと作業負荷の増加にある。このような課題を解決する方法を動画で紹介する。
多くの企業で業務にブラウザを用いるケースが増えている。ブラウザの運用管理に関する作業の生産性とセキュリティを向上させるためには、ブラウザ上で利用する複数のリソースなどを一元管理することが重要だ。
ブラウザは企業にとって重要なエンドポイントの1つだ。攻撃の表面として扱われているため、セキュリティの複雑性も増し、脅威への対応を高度化する必要が生じる。そこで本資料では、企業向けブラウザの強みについて解説する。
世界中で広く利用されているChromeブラウザは、業務における重要なエンドポイントとなっているため、強固なセキュリティが必要となる。そこでChromeブラウザを起点に、企業が安全にWebへのアクセスポイントを確立する方法を紹介する。
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