2008年06月02日 08時00分 UPDATE
特集/連載

非技術的要素も考慮しているかディザスタリカバリ計画の注意点

リカバリが行われる際、非技術的な要素のせいで難航してしまう場合が極めて多い。幾つかの具体的なケースを挙げながら、DR計画の注意点を紹介しよう。

[Bill Peldzus]

 企業がディザスタリカバリ(DR)や関連するテストに、より注意を払うようになっているのは好ましいことだ。DR計画を最新に保つだけでなく、DR計画のテストも繰り返し実施する傾向が強まってきている。

 データセンターのDR計画は、総合的なビジネス継続計画(BCP)の一環として、災害にかかわる技術的および非技術的な側面を踏まえ、それらに対応できるものにしなければならない。だが、実際にリカバリが行われる際には、非技術的な要素のせいで難航してしまう場合が極めて多い。以下では、幾つかの具体的なケースを挙げながら、DR計画の注意点を紹介しよう。

 わたしの顧客のほとんどにとって、電子メールはますます「ミッションクリティカルな」アプリケーションとなっている。電子メール機能が1時間ダウンしただけでも、ヘルプデスクに電話が殺到する。災害が発生すると、あなたが設定しているリカバリポイント目標(RPO)とリカバリタイム目標(RTO)に応じて、電子メールは一定時間ダウンすることになる。だが、電子メールが迅速に復旧しなかった場合も想定して、対策を立てなければならない。企業の電子メールシステムやアドレス帳、過去の電子メールへのアクセスに問題が生じる可能性が考えられる。災害発生後に電子メールがすぐに利用できない場合に備えて、リカバリチーム全員が代替の電子メール(Gmail、Yahoo! Mail、Hotmailなど)を利用できるようにしておくとよいだろう。

ITmedia マーケティング新着記事

news021.jpg

ITRが「IT投資動向調査2020」を実施 「卸売・小売」の投資意欲が盛んに
国内企業のIT予算は堅調に増加傾向にはあるものの、その勢いには陰りが見え始めています。

news031.jpg

「グロースハック」の神髄とは? Dropboxとメルカリの場合
元祖グロースハック企業Dropboxと、わずか数年で世界有数のフリマアプリに成長したメルカ...

news091.jpg

インターネット広告に関するユーザー意識 8割のユーザーが情報活用に不安――JIAA調査
ユーザーのインターネットメディア・広告への意識、情報取得活用への意識、業界が取り組...