2006年10月05日 07時00分 公開
特集/連載

ネットワーク管理者のためのディザスタリカバリ計画チェックリストColumn

いざというときのために、日ごろチェックしておくべきポイントを、ネットワークに絞ってまとめた。

[David Davis,TechTarget]

 ここでは、ネットワークプロフェッショナルがディザスタリカバリ計画の要素を的確に把握し、検討するのに役立つチェックリストをお届けしよう。このチェックリストはネットワーク全般、LAN、WAN、ネットワークインフラ・アプリケーションの4つの分野に分かれている。

ネットワーク全般

  • ディザスタリカバリ(DR)計画を準備するにあたっては、「部分的な障害」を忘れずに考慮に入れる。例えば、インターネット回線が48時間ダウンしているが、ほかのサービスはすべて機能している、といった場合にどう備えるか。ディザスタ発生時に、プライマリデータセンターが必ず完全に停止するとは限らない。
  • ネットワーク図を作成し、ネットワークデバイスを洗い出す。これらのデバイスは、どれくらいの重要度があるか。会社の業務とインフラの重要度を見極めるビジネスインパクト分析では、どのように評価されるか。
  • DRネットワークを持っている場合、それは現行ネットワークとどの程度異なっているか。災害発生時の負荷に対応できるか。
  • DRネットワークの適切なネットワークドキュメントを整備しているか。災害発生時には誰もが動揺する。適切なドキュメントを持っているかどうかが、ディザスタリカバリの成否を左右する場合がある。
  • DR計画をどの程度の頻度でテストしているか。
  • 実ネットワークについて適切な弾力性を考慮に入れているか。二重電源、冗長ネットワークパス、冗長回線の整備といった方策が考えられる。これらによってネットワークの弾力性を確保しておけば、災害自体を未然に回避できる可能性がある。
  • 災害時の音声通信をどうするか。VoIPを使っているか。
  • 新しいネットワーク機器を導入したりネットワークに変更を加えた場合に、DR計画の更新プロセスを行う。これにより、常に最新のネットワーク構成に対応したDR計画を維持できる。
  • DR機器についてもほかのネットワーク機器と同様に、必ずタイムリーにパッチを当てて更新する。
  • 災害発生時でもネットワークセキュリティについて忘れてはならない。エンドユーザーは緊急時にはウイルス対策ソフトウェアにまで気が回らないだろう。管理者が24時間働いてDRネットワークを稼働させても、ウイルスのせいでダウンしてしまっては元も子もない。ユーザーがセキュリティに配慮することは期待できないため、管理者が配慮しなければならない。

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