インテル、マイクロソフト、ウチダスペクトラムの3社の協業により、クライアントPCの運用管理を支援する「マネージド ビジネスPC イニシアチブ」が発足。3社共同でソリューション提供や技術検証を行っていく。
インテル、マイクロソフト、ウチダスペクトラムの3社は10月16日、企業が保有するクライアントPCの運用管理効率化とTCO削減の支援を目的とした「マネージド ビジネスPC イニシアチブ」を共同で設立したと発表した。
同イニシアチブは、ハードウェアレベルでセキュリティ機能および運用管理支援機能を搭載したインテルのビジネスPC向けプラットフォーム「インテル vPro テクノロジー」搭載PCと、マイクロソフトの構成管理ソフトウェア製品「System Center Configuration Manager 2007」(以下、SCCM 2007)を組み合わせたソリューションを、ウチダスペクトラムがユーザー企業に提供するもの。
インテル vPro テクノロジーを搭載したクライアントPCをSCCM 2007で一元管理することにより、従来のPCと運用管理ソフトウェアの組み合わせでは状況を把握できなかった「電源が入っていないPC」や「OSがハングアップしてしまったPC」もリモート管理できるようになる。これにより、オンサイトでのサポート件数を低減するなど、運用管理を効率化して保守費用を削減できるという。
同イニシアチブでは3社共同で技術検証を行い、その結果をホワイトペーパーとして公開する。また併せて11月にセミナーを開催し、詳細について発表する予定。2009年6月までに、2万5000台のクライアントPCに運用管理ソリューションを提供することを目指すとしている。
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