2008年11月21日 08時00分 公開
特集/連載

VMwareとHyper-Vは「リンゴとニンジン」同じ仮想化製品でも単純には比較できない

オーストラリアのある会社がサーバ仮想化の見積もりを取ったところ、VMwareは5万豪ドルだった。結局、サーバ当たりの費用が49豪ドルで済むからとHyper-Vを選択したというが……。

[Eric Siebert,TechTarget]

 思わず笑ってしまった。Microsoft公式ブログに引用されたある記事で、主に同社のアプリケーションを使っているオーストラリアのある会社が、16台の物理サーバを仮想化によって4台に集約するための費用について、VMwareから5万豪ドルの見積もりを入手したことが報じられていた。内訳は、ソフトウェア費用が2万5000豪ドル、インストール費用が2万5000豪ドルだ。この会社は、サーバ当たりの費用が49豪ドルで済むことから、MicrosoftのHyper-V Server 2008(以下、Hyper-V)を選択したとされている。この記事はハードウェア費用について一切言及していないため、恐らくこの会社はハードウェアについては、手持ちのものを使うか、別途購入する計画だったのだろう。

 5万豪ドルという費用は、明らかに非常に高い。この見積もりには、サーバごとに少なくとも1つのVMware Infrastructure 3 Enterprise Editionライセンスのほか、VMware VirtualCenterが含まれているのだろう。これで2万5000豪ドルくらいになるかもしれない。この記事の会社は、現在のサーバではCPU使用率が10〜15%にとどまるとしているため、VMware ESXならサーバ2台で十分だったはずだ。しかしHyper-Vを使うのであれば、サーバが4台必要かもしれない。

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