仮想マシンの隠れたコストに要注意実は意外と高くつく

仮想マシン管理ソフトウェアベンダーの米Emboticsによると、150台の仮想マシンを運用するIT部門は、余分な仮想マシンのために5万〜15万ドルを支出しているという。

2008年07月24日 08時00分 公開
[Megan Santosus,TechTarget]

 米Emboticsが最近発表した仮想マシンの隠れたコストに関するホワイトペーパーは、仮想マシンライフサイクル管理ソフトウェアのベンダーにふさわしい内容だ。それによると、150台の仮想マシンを運用するIT部門は一般に、余分な仮想マシンのために5万〜15万ドルを支出しているという。こうしたコストは、4つの分野で発生する。具体的には、インフラ(プロセッサ、ストレージ、メモリなど)、管理システム(バックアップ、変更管理、構成管理など)、サーバソフトウェア(OSやアプリケーションのライセンス)、管理作業(およびトレーニング)だ。Embotics マーケティング担当副社長のデビッド・リンチ氏は、顧客が自社で運用する仮想マシンの半分が余分だと気付くことも珍しくないと語った。

 仮想マシンは、本当にそれほど高くついてしまうものなのだろうか。

関連ホワイトペーパー

運用管理 | 仮想化 | データセンター


ITmedia マーケティング新着記事

news047.jpg

SASのCMOが語る マーケティング部門が社内の生成AI活用のけん引役に適している理由
データとアナリティクスの世界で半世紀近くにわたり知見を培ってきたSAS。同社のCMOに、...

news159.jpg

SALES ROBOTICSが「カスタマーサクセス支援サービス」を提供
SALES ROBOTICSは、カスタマーサクセスを実現する新サービスの提供を開始した。

news139.jpg

「Fortnite」を活用  朝日広告社がメタバース空間制作サービスとマーケティング支援を開始
朝日広告社は、人気ゲーム「Fortnite」に新たなゲームメタバース空間を公開した。また、...