IIJがゲートウェイセキュリティの新サービス、3つの機能でWebアクセスを安全にNEWS

URLフィルタリング、ウイルス対策、ログ解析の3つのゲートウェイセキュリティ機能をアウトソーシング型で提供する。

2009年02月04日 09時00分 公開
[TechTargetジャパン]

 インターネットイニシアティブ(IIJ)は、ゲートウェイ型セキュリティのアウトソーシングサービス「IIJセキュアWebゲートウェイサービス」を2月3日より企業向けに提供開始した。提供するのは、Webフィルタリング、アンチウイルス、ログ解析の3つの統合サービスとなる。

画像 IIJセキュアWebゲートウェイサービス

 IIJセキュアWebゲートウェイサービスでは、同社のデータセンターにゲートウェイサーバを設置して、マルウェア対策やWebフィルタリングの機能をアウトソーシング型で提供することによりWebアクセスセキュリティの向上や情報漏えい防止を図る。具体的には、(1)Webフィルタリング、(2)アンチウイルスおよび(3)ログ保管/ダウンロードの3機能を提供する。

 (1)はデジタルアーツのURLフィルタリングソフト「i-FILTER」を採用、ポリシーに違反する有害サイトなどへのアクセスを遮断する。(2)はKaspersky Labsのウイルス検知エンジンを利用してWeb経由でのウイルス感染をブロック。また(3)では、(1)や(2)で取得したログを時間、フィルタリングカテゴリ、接続元IPアドレスなどを基準に保管、月次リポートとして提供する。別途オプションとしてプロキシ、HTTPのバイパス、デジタルフォレンジックの機能も用意した。

 同サービスはネットワーク構成などの要件に応じて、フル機能、(1)と(3)そして(2)と(3)の組み合わせによる3タイプで提供する。利用料は個別見積もり。


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ITmedia マーケティング新着記事

news170.jpg

AIの進化が加速する「プラットフォームビジネス」とは?
マーケットプレイス構築を支援するMiraklが日本で初のイベントを開催し、新たな成長戦略...

news029.png

「マーケティングオートメーション」 国内売れ筋TOP10(2024年12月)
今週は、マーケティングオートメーション(MA)ツールの売れ筋TOP10を紹介します。

news166.png

2024年の消費者購買行動変化 「日本酒」に注目してみると……
2023年と比較して2024年の消費者の購買行動にはどのような変化があったのか。カタリナマ...