トレンドマイクロ、「仮想パッチ」でゼロデイを防ぐクライアント用ファイアウォールなど2製品NEWS

クライアントPCにIDS・IPS機能を提供するファイアウォールとWindows Mobile搭載スマートフォン向け統合セキュリティソフトの新版を6月よりリリースする。

2009年05月29日 16時20分 公開
[TechTargetジャパン]

 トレンドマイクロは、企業向けにクライアントPC用ファイアウォールソフトと、スマートフォンで動作するセキュリティ対策ソフトの2製品を6月1日より順次発売する。いずれも統合セキュリティ対策ソフト「ウイルスバスター コーポレートエディション 8.0」のプラグインとして提供される。

 ファイアウォールソフト「侵入防御ファイアウォール 1.1」(以下、IDF)では、トラフィックの優先順位・例外が設定可能なステートフルファイアウォール機能とIDSIPS(不正侵入検知・防御)機能を搭載する。IDFの特徴は、OSやアプリケーションの未知の脆弱性を突くゼロデイ攻撃からPCを守るための「仮想パッチ」機能。暫時的な対策として脆弱性に対応するシグネチャ(ウイルス定義ファイル)を各PCに配信することにより、正式なパッチの適用までの“無防備”な状態を無くせる。また、例えばP2P型ファイル共有ソフトならばWinny、といったように特定アプリケーションの通信を制限し、IT統制、モバイル利用時のセキュリティを強化することができる。IDFの価格は、1000クライアント利用の場合で1クライアント当たり1180円(税別)。6月17日より提供を開始する。

 また、スマートフォン向けセキュリティ対策ソフトの新版「Trend Micro Mobile Security 5.1」(以下、TMMS)は、ウイルス/スパイウェア検知、ファイアウォール、IDSといった従来機能に加え、Bluetooth/赤外線/Wi-Fi通信、外部メモリカードの読み書き、カメラといったスマートフォンの各種機能の利用可否をドメイン単位で制限する機能を備える。さらに端末紛失時の対策として、データ自動暗号化機能やリモート操作でハードリセットやメモリカードのフォーマットを実行する機能もサポートした。対応OSはWindows Mobile 5.0/6.0/6.1。

 TMMSには、セキュリティ対策の基本機能を搭載する「スタンダード」と、基本機能に加え端末機能制限やデータ暗号化・遠隔リセットに対応する「アドバンス」の2バージョンがある。価格は1000クライアント利用の場合、スタンダードが1クライアント当たり2610円、アドバンスが5220円(いずれも税別)。


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