コネクトワンが既存のPCや携帯端末を使ったシンクライアントソリューションの提供を開始。Flash技術を応用することにより、安価かつ安全なシンクライアント環境を構築できるという。
コネクトワンは12月2日、仮想シンクライアントソリューション「ConnectONE SecureFlash」(コネクトワン セキュア フラッシュ)を同日より提供開始すると発表した。
ConnectONE SecureFlashは、専用のシンクライアント端末ではなく既存のPCや携帯端末を使って安価かつ安全にインターネット経由で社内ネットワークにアクセスできるようにするソリューション。PCをクライアント端末として使う場合は専用ソフトウェアをインストールする必要がなく、Microsoft Internet Explorerのバージョン6以上とAdobe Flash Playerのバージョン8以上の環境があればシンクライアントとして機能する。また、NTTドコモ、au、ソフトバンクモバイルの携帯電話でFlash Lite 2.0に対応した機種であれば、同じくアプリケーションをインストールすることなくシンクライアント端末として利用可能。
クライアント端末上では、社内ネットワークとインターネットの間のDMZに配置されるゲートウェイサーバを通じて提供されるメール、予定表、アドレス帳検索の機能が利用できる。
Adobe Flashの技術を応用することにより、クライアント端末上に表示したデータ内容をローカル保存したり、プリントアウトすることを禁止したほか、悪質なキーロガーへの対策も行う。
同製品の価格は、100ユーザーが使用できるサーバライセンスで256万円からとなっている(年間保守費用、ハードウェア費用などは含まない)。コネクトワンでは、今後1年間で導入企業300社を目指すとしている。
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