コネクトワンが既存のPCや携帯端末を使ったシンクライアントソリューションの提供を開始。Flash技術を応用することにより、安価かつ安全なシンクライアント環境を構築できるという。
コネクトワンは12月2日、仮想シンクライアントソリューション「ConnectONE SecureFlash」(コネクトワン セキュア フラッシュ)を同日より提供開始すると発表した。
ConnectONE SecureFlashは、専用のシンクライアント端末ではなく既存のPCや携帯端末を使って安価かつ安全にインターネット経由で社内ネットワークにアクセスできるようにするソリューション。PCをクライアント端末として使う場合は専用ソフトウェアをインストールする必要がなく、Microsoft Internet Explorerのバージョン6以上とAdobe Flash Playerのバージョン8以上の環境があればシンクライアントとして機能する。また、NTTドコモ、au、ソフトバンクモバイルの携帯電話でFlash Lite 2.0に対応した機種であれば、同じくアプリケーションをインストールすることなくシンクライアント端末として利用可能。
クライアント端末上では、社内ネットワークとインターネットの間のDMZに配置されるゲートウェイサーバを通じて提供されるメール、予定表、アドレス帳検索の機能が利用できる。
Adobe Flashの技術を応用することにより、クライアント端末上に表示したデータ内容をローカル保存したり、プリントアウトすることを禁止したほか、悪質なキーロガーへの対策も行う。
同製品の価格は、100ユーザーが使用できるサーバライセンスで256万円からとなっている(年間保守費用、ハードウェア費用などは含まない)。コネクトワンでは、今後1年間で導入企業300社を目指すとしている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
クラウドシフトを機に、主力32システムの運用監視を刷新したNTTドコモ。従来ツールの課題を解消するとともに、業務量が2倍となる中でも残業を削減したという新ツールの導入効果を紹介する。
Kubernetes、AWS Lambdaなど激しく変化するクラウド時代のインフラの監視には新たな手法が求められる。流動的なインフラをタグを用いて可視化する方法、相関するメトリクスとイベントを収集する方法、統合モニタリングなどを徹底解説する。
AzureでSQL ServerなどのWindowsワークロードをスケーラブルにできる。しかし、監視が不要となるわけではない。Azure App ServiceやAzure Functionsなどの仕組みを解説するとともにAzureでのサーバレス環境監視の手法を紹介する。
インフラ管理の手間やコストの大幅な削減が可能となるサーバレス環境。一方で、サーバレスでのアプリケーションやワークロードのモニタリングには、サーバレス環境固有の課題がある。本書ではそのベストプラクティスを解説する。
一般に「計測できるものは改善できる」という。しかし、現代のITインフラにかかるコストは、多様な要因が複雑に絡み合っており、利便性や安定性といった相反する要素を満たしながらコスト削減することは難しい。解決策はあるのか。
生成AI時代のPCの選び方 価格だけでは見えない「AI PC」の価値とは (2025/5/15)
デザイン性も機能性も“インカム越え”? 進化した接客用連絡ツールの特徴は? (2025/4/14)
低コストで障害の原因を容易に特定、アプリ監視を改善する注目手法とは (2025/4/8)
DX推進に向かうにはまず守りの業務の改善から (2025/3/6)
企業のIDを内外から狙う攻撃が急増 ID漏えいを前提とした対策が必要な時代に (2025/3/3)
いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは
遠隔のクライアント端末から、サーバにあるデスクトップ環境を利用できる仕組みである仮想デスクトップ(仮想PC画面)は便利だが、仕組みが複雑だ。仮想デスクトップの仕組みを基礎から確認しよう。
「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。
「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。
「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...