富士電機リテイルシステムズは、Lotus Notes/Domino上のDB検索にアクセラテクノロジのエンタープライズサーチを採用。必要なナレッジをスマートフォンでもアクセス可能にし、販売後メンテナンスやサポート体制を強化した。
アクセラテクノロジは1月6日、同社の企業向け検索システム「Accela BizSearch」が、富士電機リテイルシステムズの使用するLotus Notes/Domino上のナレッジ検索に採用されたと発表した。
富士電機リテイルシステムズは今回、自社が製造・販売を行う飲料/食品/たばこ/物品自動販売機の安定稼働を図るため、Lotus Notes/Dominoで稼働実績のあるAccela BizSearchを採用。Lotus Notes/Domino上に蓄積されている修理ノウハウや過去の問い合わせ履歴などの断片的なナレッジを、Accela BizSearchが持つテキスト検索機能でピンポイントで検索可能にした。さらにナレッジをスマートフォンでもアクセス可能にしたことで、修理現場での迅速なサポート体制を確立したという。
Accela BizSearchは、Notes DB内の検索に必要なゲートウェイオプションを持っており、Lotus Notes/Domino向け検索として複数の採用実績がある。さらにアクセラテクノロジでは、Accela BizSearchの24時間サポート体制や、国内に開発コードを持つ点、ユーザーのサポート業務に特化したカスタマイズが可能である点が、今回の採用につながったとしている。
自動販売機の機種は、毎年200〜300の単位で新規に追加され、機種ごとにトラブル対処法も異なるなど、年々サポート対応が複雑化している。富士電機リテイルシステムズでは今回実現したナレッジ共有の仕組みを今後、同社が取り扱うコールドチェーン機器や通貨関連機器などにも広げるべく、検討を進めている。
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