「いつでもどこでも安心便利に業務ができるICT環境の提供」をコンセプトとした新サービスとして、低コスト運用が可能なクラウド型で提供する。
NTTコミュニケーションズ(NTT com)は2月18日、社内PCのセキュリティ対策と資産管理業務を統合した新サービス「Bizセキュリティ PCマネジメント」を発表した。低コスト運用が可能なクラウド型で提供され、受注開始は4月1日から。
資産管理とセキュリティ対策が統合したメニューで提供されるため、社内ネットワークに接続されているPCであれば、管理者が把握していなくても自動検出が可能。パッチファイル適用が必要な端末の一覧表示など、資産情報をベースにした端末別のセキュリティ対策を徹底できるほか、ライセンス違反の予防や電源管理による省電力化といった副次的効果も見込めるという。
また、リモート接続を利用したPCの一元管理も可能。国内に加え、海外など目の届きにくい拠点のPC利用状況もリアルタイムに把握できる。各拠点の設定変更もリモートから一括で実行できる。別途オプションを追加すれば、日英中仏独といった多言語OS対応にも対応するなど、海外拠点サポートも充実している。
料金はサービス登録作業費、設定作業費、管理者向けマニュアルなどを含む初期費用が10万5000円(税込み)から。加えて、月額料金が資産情報の収集、パッチ管理、ウイルス定義ファイル管理、月次リポート機能が提供されるベーシックプランで1ID当たり525円。ベーシックプランにセキュリティ構成設定情報確認/変更、アプリケーション制御、外部デバイスへの書き出し制御が加わったセキュアバリュープランが1ID当たり1050円。追加オプションとして、アプリケーション導入、顧客指定ファイルの配布や海外向けの英語対応ヘルプ機能などを用意している。
今後は、管理対象端末としてスマートフォン対応が予定されている。
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