NTT Com、月額固定料で利用できる多地点テレビ会議サービスを提供開始NEWS

NTTコミュニケーションズは、Arcstar IP-VPN などのVPNサービスと、複数拠点での会議に必要な多地点接続装置(MCU)を月額固定料で利用できる「TV会議接続サービス」の提供を開始した。

2010年01月21日 09時00分 公開
[TechTargetジャパン]

 NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は1月19日、VPNサービス(Arcstar IP-VPN、e-VLAN)と、複数拠点での会議に必要な多地点接続装置(MCU)をセットで提供する「TV会議接続サービス」を発表、1月20日より提供を開始した。

 同サービス開始時にユーザーが用意するのは、カメラやディスプレーなどH.323準拠のIPテレビ会議端末機器のみ。MCUなど多地点テレビ会議に必要な各種装置は、同社のVPNサービスにおけるゲートウェイ「アプリケーション接続サービス」を介してクラウド型で提供される。

画像 「TV会議接続サービス」の概要

 料金は基本工事費を含む初期費用が52万5000円。運用は固定月額料金で12万6000円から(40同時接続までを1契約とし、契約数ごとに価格が変動する)。10会議室まで設定可能で、H.239を利用したデータ共有の有無も選択できる。

 サービス運営後は、専門エンジニアによるテレビ会議端末の操作説明のほか、トラブル発生時のシステム復旧など、サポート体制も整備する。同社では「わずかな初期費用と月額固定料金で通信事業者ならではの高品質・安心なテレビ会議サービスを提供できる」としている。今後はオプションとして、PCベースでのVPN接続が可能なWeb会議をラインアップする予定。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

From Informa TechTarget

いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは

いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは
遠隔のクライアント端末から、サーバにあるデスクトップ環境を利用できる仕組みである仮想デスクトップ(仮想PC画面)は便利だが、仕組みが複雑だ。仮想デスクトップの仕組みを基礎から確認しよう。

ITmedia マーケティング新着記事

news046.png

「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年4月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。

news026.png

「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年4月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...

news130.jpg

Cookieを超える「マルチリターゲティング」 広告効果に及ぼす影響は?
Cookieレスの課題解決の鍵となる「マルチリターゲティング」を題材に、AI技術によるROI向...