BPOサービス事業が抱える複数のエントリー拠点をセキュリティ保護下で管理でき、エントリーシステムを持たないBPOサービス事業者にも、無限のエントリー環境を持たせることが可能だという。
日商エレクトロニクスは、BPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)業務を効率化するデータエントリー統合管理システム「Virtual Entry Square(以下、VESquare)を開発、3月1日より販売開始した。
VESquareは、BPOサービス事業が抱える複数のエントリー拠点をセキュリティ保護下で統合管理するシステム。複数のエントリー拠点とVESquareを有機的に連結することで、エントリーシステムを持たないBPOサービス事業者でも、無限のエントリー環境を持つことが可能だという。
仮想的なエントリーシステムを構築すれば、大量のデータを高速かつ正確に処理することも可能。従来は委託先のデータエントリーサービス事業者ごとに依存していたリソース配分や進ちょく管理、データ品質チェックなどの作業を効率化するという。
そのほか、データエントリーサービス事業者が忙しく自社(自拠点)の入力端末数の対応が困難な場合には、他入力拠点と業務連携することもできる。
同社では、BPOサービス事業者や提供するデータエントリーシステム「OpenIDES」の顧客を対象にVESquareの販売を行うとともに、サービス基盤の構築やBPOサービス事業者へのサービス提供を進めることで、初年度1.5億円の売り上げを目指す。短期利用を希望するBPOサービス事業者向けにはSaaS(Software as a Service)型での提供も予定している。
価格は1アダプター含むVESquareサーバライセンスが300万円。5ライセンスまでの接続料が50万円。
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