TechTargetジャパンでは、アンケートを通じて企業内におけるプロジェクト管理ツールの利用状況に関する調査を実施した。その調査結果から、プロジェクト管理ツールの導入状況やその満足度、製品選定の際に重視するポイント、導入の目的やきっかけなどが明らかになった。また、プロジェクトの生産性を阻害する要因を挙げてもらうことで、プロジェクトの現場に存在する課題が浮き彫りになった。
目的:TechTargetジャパン会員のプロジェクト管理ツールの利用状況を調査するため
方法:Webによるアンケート
調査対象:TechTargetジャパン会員
調査期間:2010年2月7日〜2月21日
有効回答数:338件
※回答の比率(%)は小数点第2位を四捨五入し、小数点第1位まで表示しているため、比率の合計が100.0%にならない場合があります。
プロジェクト管理ツールの導入状況については「ベンダー製品を導入済み」(36.1%)、「オープンソースを導入済み」(16.3%)と回答しており、回答者の約半数がプロジェクト管理ツールを導入していることが分かった。また、「ツールの導入や入れ替えを検討しているか」という問いについては「検討していない」(48.8%)が最も多く、ベンダー製品・オープンソースのいずれかを検討していると回答したのは、全体の4分の1程度にとどまった。
実際に導入済みのプロジェクト管理ツールを尋ねたところ、上位から「Microsoft Office Project」(68.0%)、「ProcessDirector」(4.9%)、「PJMS AxisWave」(1.6%)、「PREGARE」(1.6%)となった。Microsoft Office Projectが約7割という圧倒的なシェアを占めていた。
導入済みの製品に関する満足度については「とても満足」「まあ満足」という回答が半数以上を占める項目が多い中、「サポート面」「費用対効果」の項目では「やや不満」「とても不満」の割合がそれらを上回る結果となった。また、総合評価でも「満足」「不満足」がほぼ同じ割合となっており、導入したツールの満足度が決して高くないことが分かる。
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