企業向けビデオ会議システムのセットアップ法──帯域要求を算出する必要十分な品質を保つためにすべきこと

ビデオ会議システムを導入するなら、まず通話当たりの必要帯域やビデオ会議通話の件数といった帯域要求を把握する必要がある。本稿では、その方法を解説する。

2010年09月08日 07時30分 公開
[John Bartlett,TechTarget]

 企業向けビデオ会議システムは、社内ネットワークへの要求が非常に厳しいアプリケーションだ。ビデオ会議システムをセットアップする際の最初のステップは、ネットワークに対するビデオ会議の帯域要求を把握することだ。ビデオ会議システムの帯域要求が分かれば、それに対応できるようネットワークをプロビジョニングすればいいのだ。

 ビデオ会議システムの帯域要求を決定する基本パラメータは以下の2つだ。

  1. ビデオ会議通話1件当たりの必要帯域
  2. 各ネットワークリンク上で同時に行われるビデオ会議通話の件数

ビデオ会議システムの帯域要求を把握する

 ビデオ会議通話の必要帯域は、小規模なデスクトップシステムでは128Kbps程度で済むものもあるが、大規模なテレプレゼンスシステムともなれば20M〜30Mbpsにもなる。ビデオ解像度とセッションの動画処理能力は、必要帯域量と直接結び付いている。特定の解像度とフレームレートに対するビデオ会議の帯域要求を次の表に示す。ビデオ会議通話セッションの動画処理能力はフレームレートによって決まり、映像の画素数、すなわち映像の精細さは解像度によって決まる。

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