ベリサインの認証技術とアイキューブドシステムズのクラウド・デバイス管理技術を融合。各種モバイル端末からクラウドへのセキュアなアクセスを可能とする。
日本ベリサイン(ベリサイン)とアイキューブドシステムズ(i3-Systems)は3月31日、スマートデバイス認証管理サービス「ベリサインMDM powered by CLOMO(CLOMO MDM with VeriSign)」とクラウド認証管理サービス「ベリサインGATE powered by CLOMO(CLOMO GATE with VeriSign)」を発表した。両サービスは、ベリサインが考案するモバイル/クラウド時代に求められる企業ネットワーク向けソリューションの概念に基づくもので「スマートフォンやタブレットを含む各種モバイル端末からクラウド環境へセキュアにアクセスしたいという要望に応えるサービス」としている。
ベリサインGATE powered by CLOMOは、ベリサインの電子証明書「マネージドPKI」とi3-SystemsのiOS/Android端末向けリモート管理「CLOMO MDM」(MDM)の技術を融合したサービス。電子証明書とMDMを統合して利用することで(1)各端末のセキュリティ設定をMDMで強制適用し、(2)MDMで登録済みのユーザー/端末情報を基に電子証明書を発行(端末へインストール)、(3)発行した電子証明書で社内ネットワークなどへのアクセスを制御・管理できる。
端末の制御は、MDMのポータル画面上で「セキュリティ設定の遠隔制御」「パスコード削除」「リモートロック」「リモートワイプ」「VPN設定」などが可能。2011年4月に提供開始し、価格は1端末当たり年間7200円(税別)から。認証局を自社用に構築する場合には、認証局単位の年間維持費が別途必要になる。
ベリサインGATE powered by CLOMOは、ベリサインのワンタイムパスワードや電子証明書で高度認証を実現する「VIP オーセンティケーション」とi3-Systemsのクラウド環境向けアクセス制御「CLOMO GATE」を組み合わせたサービス。PCやスマートフォン、タブレットなど各種端末からGoogle Apps、Salesforce、Microsoft Office 365などのクラウドサービスにアクセスする際に、二要素認証による高レベルのセキュリティを担保する。2011年4月に提供開始し、価格は1ユーザー当たり年間7200円(税別)から。1カ月程度の短期導入が可能だとしている。
対応OSは、両サービス共にiOS 4.0以上、Android 2.2以上(今後、順次拡充予定)。
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