最新モデルが欲しいという気持ちは分かる。新しいモデルの方がいいのは確かだが、ものすごくいいというわけでもない。
米AppleのiPad 2が発売され、売れ行きは好調だ。だが、少しばかり斬新なことを考えてみてほしい。初代のiPadを購入してはどうだろう。
Appleの最新かつ最高の製品をなぜ避けろというのか。理由は値段にある。定評のある初代iPadを買えば、相当の節約になる。
Wi-Fi対応で容量16Gバイトの中古iPadは、状態のいいものがcraigslistで300ドルで売られている。同じ仕様のiPad 2は500ドルとほぼ2倍だ。友人は使用期間が1カ月にも満たないものをゲットした。元の持ち主はどうしてもiPad 2が欲しかったのだ。
どうしても新品でなければという人は、Verizonを検討するといい。容量32GバイトのWi-FiモデルにMiFiモバイルアクセスポイントとケースを付けて520ドルで販売している。Verizonの3Gサービスに対応した32GバイトのiPad 2なら730ドルだ。初代モデルは月額20ドルの接続料が込みになるが、いずれにしてもデータサービスが必要な場合、それでもお買い得だ。
他にも考えるべきことはある。周辺機器は初代iPadに合わせたデザインになっていて、iPad 2には合わないものも多い。つまり近いうちに値引き販売されるだろう。良いケースが安く手に入るのだ。
金銭的理由では動かないというのなら、何週間も待たされるより、今日か明日にも新しいタブレットが手に入るのはどれほどいいことか。iPad 2が在庫切れなのに対し、初代iPadではまずそんなことはない。
最新モデルが欲しいという気持ちは分かる。しかしiPadかiPad 2かを考える場合、コストパフォーマンスを検討する必要がある。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。
「ファクトチェック廃止」の波紋 Metaにこれから起きること
Metaがファクトチェックの廃止など、コンテンツに関するいくつかの重要なルール変更を行...
「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年1月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...
「非常時にピザ1枚無料」のデータがドミノ・ピザのマーケティングに生む好循環とは? CMOに聞く
2024年10月にDomino'sのチーフブランドオフィサーからエグゼクティブバイスプレジデント...