2月には正式発表されると「うわさ」されるAppleのiPad 3。そのスペックについてもさまざまなうわさやリークが飛び交っている。現時点で入手できる情報を基に、iPad 3がどのようなタブレットになるのか予想してみた。
米Appleが数カ月以内に「iPad 3」を発表するとの観測が高まり、注目が集まっている。秘密主義で名高い同社のこと、2月か3月に次期iPadを発表するという計画について、公式には一切口外していない。だがiPad 2の発売から間もなく1年、最初のiPad発表からは2年がたつ。アジアの部品サプライヤーや製造パートナーからは情報が漏れ伝わり、次期iPadを生産する態勢強化に着手したとの報道もある。
実際、Appleは前進すべき時に来ている。市場をリードしているiPad 2だが、間もなく時代遅れになるデュアルコアプロセッサと解像度1024×768のディスプレーという仕様には衰えが見える。台湾のASUSはクアッドコアのTegra 3を搭載したタブレット端末「Transformer Prime」を発売し、CES 2012では解像度1920×1200のディスプレーを搭載したタブレット端末が披露された。さらにAppleに対しては、米Amazon.comのAndroid搭載「Kindle Fire」や米Barnes & Nobleの「NOOK」シリーズといった大手の安価なタブレット端末からも大きな市場圧力がかかる。こうした製品はタブレット市場におけるAppleのシェアに大きく食い込みつつある。
つまり、われわれがiPad 3と呼んでいる製品をAppleが発表するかどうかではなく、「いつ」発表するかという問題なのだ。純粋な臆測、うわさ、リークを基に、これまでに分かっていることを以下にまとめた。
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