市場シェア的に攻撃対象としての魅力が低かったApple製品だが、iOSはその限りではない。Apple製品の脆弱性も増加傾向にある中、従来の方法だけでiPhoneやiPadはセキュアでいられるのだろうか?
米Appleは長年、マルウェアとは無縁のセキュアな製品の提供で定評があった。しかしそうした評判が過去のものになりつつあるにもかかわらず、IT専門家にとってセキュリティ製品の選択肢はほとんどない。
iPhoneとiPadの人気が高まり、特にビジネスユーザーに人気が出たことで、iOSは攻撃の標的としての魅力が増したとIT専門家やコンサルタントは指摘する。iOS向けのセキュリティアプリが不足する一方、Mac OS XとiOSの脆弱性の件数は徐々に増えていることが、最近の調査で明らかになった。
カナダの大手業界団体でITディレクターを務めるジェフ・ル・ケレネック氏は「遅かれ早かれアウトブレークが起きる」と予想する。
Apple製品向けソリューションを手掛ける米Tekserveのケビン・ハートCEOも、iOSのセキュリティが攻撃されるのは「避けられない」との見方で一致する。
生活者の生成AI利用動向 10代後半はすでに5割近くが経験――リクルート調査
テキスト型生成AIサービスの利用経験者の割合は若い年代ほど高く、特に10代後半はすでに5...
2023年のSNS炎上総数は189件、炎上元の媒体1位は「X」――コムニコ「炎上レポート」
コムニコが「炎上レポート」2023年版を公開しました。
今度の「TikTok禁止」はこれまでとどう違う?
米国ではまたしてもTikTok禁止措置が議論されている。これまでは結局実現に至らなかった...