モバイル端末と保有データの暗号化は、総合的なモバイルセキュリティ対策に重要な要素である。機密性の高いデータを保護するには暗号化機能を実装することが不可欠だ。主要な4つのモバイルOSの機能を比較した。
今日、モバイル端末は企業の中ではありふれた存在となっている。IT担当者および企業幹部にとって心配なのは、端末の紛失や盗難によって機密データが流出する恐れがあることだ。モバイル端末および端末用OSの多くは、普及当初はセキュリティのサポートがおざなりだったが、プラットフォームが成熟するのに伴い、データおよび端末の暗号化機能が充実してきた。
データ漏えいを防止する上で鍵となる対策は、データを暗号化することで機密性の高い企業情報を外部に持ち出せないようにすることだ。暗号化技術を利用すれば、IT管理者がリモートからデータを安全に破壊することも可能だ。しかし、データと端末の暗号化の実装形態はモバイルOSによって大きな違いがあるため、モバイル端末を管理する担当者は各OSに搭載されている暗号化機能を把握する必要がある。ここからは、主要な4つのモバイルOSの暗号化機能を紹介する。
iOSアプリケーションは互いにサンドボックス化されている。すなわち、端末上で各アプリケーションがデータを共有することはない。だが「iCloud」などのクラウドベースのサービスをユーザーが利用すれば、アプリ間の連係は可能だ。
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