ついに登場したiOS版Office、Microsoftの真意はSurfaceやOffice 365の普及を優先?

米MicrosoftがついにiOS版のMicrosoft Officeをリリースした。ただし、利用できるのはOffice 365ユーザーのみで、iPad専用画面を用意しないなど制限も多い。Microsoftの意図は?

2013年07月01日 08時00分 公開
[Diana Hwang,TechTarget]

 米Appleは2013年6月10日(米国時間)に開催した「Worldwide Developers Conference(WWDC)2013」で、「iOS 7」および「iWork for iCloud」のプレビューを発表した。その直後、米Microsoftが公開したのが「Office Mobile for Office 365 subscribers」(以下、Office Mobile)である。

 この新しいアプリケーションは、iOSユーザーの前々からの要望に応える、iOSデバイスで動作するネイティブのMicrosoft Officeである。ただし、このアプリが正式にサポートするのはiPhoneであり、iPadには最適化されていない。さらに既報通り、利用できるのは「Office 365」のサブスクリプションユーザーに限定される。

ITmedia マーケティング新着記事

news053.jpg

フォルクスワーゲンがGoogleとタッグ 生成AI「Gemini」搭載で、何ができる?
Volkswagen of AmericaはGoogleと提携し、Googleの生成AI機能を専用アプリ「myVW」に導入...

news175.jpg

JAROに寄せられた「広告への苦情」は50年分でどれくらい? 業種別、媒体別の傾向は?
設立50周年を迎えた日本広告審査機構(JARO)が、これまでに寄せられた苦情を取りまとめ...

news085.jpg

データサイエンティストの認知率は米国6割、インド8割 さて、日本は?
データサイエンティスト協会は、日本と米国、インド、ドイツの4カ国で、データサイエンテ...