“私物解禁”に本気なら実践すべき「BYOD成功の10カ条」厳格さと柔軟さのバランスが大事

BYODの本格採用で直面するリスクとは何か。どういった対処方法があるのか。これらを理解しないままBYODの本格採用を進めるのは危険だ。確認すべきポイントをまとめた。

2013年07月10日 08時00分 公開
[Lisa Phifer,TechTarget]

 私物端末の業務利用(BYOD)は定着するだろう。だが成功までの道のりには、多くの障害がある。

 英調査会社Ovumによると、従業員の私物端末持ち込みを認めている企業は75%強に上る。米Gartnerの予想では、雇用主の半数が2017年までにBYODを義務付ける見通しだ。

 BYOD制度が試験的導入の段階から本格展開へと急速に移行する中で、リスクも高まっている。かつては取るに足りなかった問題が、重大なセキュリティ問題と化し、コストに影響を及ぼすようになるのだ。企業にとって、BYODの危険を認識して避けることが重要になる。

ポイント1:BYODを禁止しようと思わない

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