2013年06月14日 08時00分 公開
特集/連載

学校生活の全てで私物iPadを活用私物iPadで学力を伸ばした中高一貫校、「タブレットは新たな文具」

共学の中高一貫校である広尾学園 中学校・高等学校が、教育現場へのiPad活用で成果を挙げている。iPad導入に至った経緯や導入効果について、同校担当者に聞いた。

[鳥越武史,TechTargetジャパン]

 広尾学園 中学校・高等学校(広尾学園)では、中学校1、2年生の大多数と高等学校1〜3年生の一部生徒が、授業をはじめとする学校生活でiPadを活用している。生徒の英語の語彙力向上や教員の校務負荷の緩和といった明確な効果も現れ始めた。広尾学園は、iPadをどう活用しているのだろうか。同校でiPad導入を主導した、教務開発部統括部長の金子 暁氏に話を聞いた。

iPad導入の経緯:新規コース立ち上げとともに試験導入、本格展開はBYOD

 広尾学園がiPadを初めて導入したのは、2011年度に高校課程に新設した「医進・サイエンスコース」の生徒だ。同校が購入した150台のiPadのうち、38台を生徒に貸与。モデルケースとして活用することにした。医進・サイエンスコースは、医学部をはじめとする理系学部への進学を目指す高校生のために開設したコースだ。加えて、50〜60台のiPadを共有端末とし、生徒や教員が利用できるようにした。

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