12.9インチの大画面タブレット「iPad Pro」を使った、新しいノートの取り方とは? 佐賀市立大和中学校の中村純一教諭が説明します。
佐賀市立大和中学校(佐賀県佐賀市)は、電子黒板やタブレットの「iPad」といったIT製品を授業に生かす公立中学校です。同校のIT活用をけん引する中村純一教諭は、教員のIT活用を後押しするための努力を惜しみません。例えば、初めてiPadを使う教員向けに、iPadの主要機能を網羅したマインドマップを作成。iPadの機能を「読む」「測る」「見せる」といった用途別に分類することで、教員がiPadの細かい機能を知らなくても活用できるようにしています。
そんな中村教諭が最近取り組んでいるのは、12.9インチの大型タブレット「iPad Pro」を使った“めくらないノート”の実践です。ページがきれいに開ける紙のノート「ナカプリバイン」(中村印刷所)のような使用感を、iPad Proで再現する取り組みです。具体的には、スケッチアプリケーションの「Paper」でiPad Proの画面内に表示したキャンバスに、専用スタイラスペン「Apple Pencil」を使って1時間の授業内容を書き留めます。1枚のキャンバスに授業内容をまとめるので、授業の全体像が把握しやすいのが利点です。
週替わりのコーナー「教育ICTなんでも3ミニッツ」には、デジタルハリウッド大学の栗谷幸助 准教授が登場。聞き手の没入感が高い動画教材を作成するための工夫を紹介します。動画内に講師を写すタイプの動画教材は臨場感があるものの、講師の印象が強くなり過ぎると「聞き手側が置いてけぼりを食い、没入感が低くなるケースがあるのではないか」と栗谷准教授は語ります。その対策として有効なのは、講師に加えて受講生役を配置することだと同准教授は説明します。詳しくは番組をご覧ください。
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