2013年05月02日 08時00分 UPDATE
特集/連載

教育とITの融合を進める米教科書出版大手元オバマ政権CIO、次は教育を“チェンジ”

米教科書出版大手がITを使った教育変革に向けて動き出した。取り組みを主導する米大統領行政府の元CIOがまず着手したのは、保守的な内部組織の変革だった。その手法とは?

[Nicole Laskowski,TechTarget]

 ブルック・コランジェロ氏は、既にデジタルの分野で名を成している。同氏はかつて米オバマ政権の大統領行政府(EOP)で最高情報責任者(CIO)を務め、オープンソースソフトウェア(OSS)を利用した連邦政府の公式Webサイト「whitehouse.gov」の開発プロジェクトを遂行した。さらにモバイル端末の導入を進めつつ、フロッピーディスクドライブを搭載した旧型のデスクトップPCの排除に取り組み、オンライン請願システム「We the People」などのクラウドソーシングプロジェクトも実施した。

 コランジェロ氏は、大統領行政府の組織文化を大きく変えるのにも一役買った。一連の変革を迅速に進められるよう、アジャイル開発手法を取り入れたのだ。同氏がCIOとしての力量を(少なくとも政治の世界において)高く評価されているのには、こうしたいきさつがある。

 コランジェロ氏は近い将来、さらなる称賛を浴びることになりそうだ。2013年1月、同氏は米教科書出版大手Houghton Mifflin Harcourt(HMH)のCIOに就任した。政治の世界と同様、出版業界もデジタル変革が求められている部門の1つだ。

 今回、コランジェロ氏に求められているのは、「教科書と学術教材の出版を主力事業とする保守的な出版会社が、テクノロジーを使って教育方法を変革するためにはどのようにすればいいか」を考え出すことだ。

ITmedia マーケティング新着記事

news049.jpg

買い物場所の使い分け調査2019――日本能率協会総合研究所
コンビニエンスストア、ドラッグストア、100円ショップなど業態別利用実態と「そこで買う...

news060.jpg

セブン&アイが自社にデータドリブンカルチャーを醸成するために使う「Tableau Blueprint」とは?
データドリブン組織を実現するための標準的な計画手順、推奨事項、ガイドラインをまとめ...

news118.jpg

「スーパーアプリ」の台頭がアジアのモバイルファイナンス成長を後押し――AdjustとApp Annieが共同調査
AdjustはApp Annieと共同で「モバイルファイナンスレポート2019」を発表しました。