独自技術でSSD搭載コストを抑えたハイブリッド型ストレージ「Nimble Storage」エンタープライズディスクストレージ製品紹介: Nimble Storage

Nimble StorageはSSDとHDDを最適化するように設計したハイブリッド型ストレージ。独自技術によってSSD採用のネックとなる要素を排除しているという。

2013年12月20日 08時00分 公開
[富永康信,ロビンソン]

 米サンノゼに本社を置くNimble Storageは、大手ストレージベンダー出身の技術者と米マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究者が2008年1月に設立。フラッシュメモリとHDDを組み合わせたハイブリッド型ストレージ「Nimble Storage」の提供を2010年8月に開始した。世界2100社のユーザー企業に4000台以上の導入実績を持つ(2013年12月現在)。日本国内では、アセンテックが2013年10月に販売代理店契約を締結し、同年12月下旬に提供を開始した。

 Nimble Storageは、ディスク容量8Tバイト〜36Tバイトの全7モデルで構成される。全て3Uサイズに統一されているのが特徴で、筐体にコントローラーとSSD、HDDを全て内蔵し、単独で利用できる(画像1)。4コア/1CPUを搭載する「CS200シリーズ」と、6コア/2CPU(12コア)の「CS400シリーズ」に大別される。SSDとHDDの比率、必要なIOPS(1秒当たりに処理可能なI/Oアクセスの数)によってシリーズを選択できる。

photo 画像1 Nimble Storageは全て3Uサイズに統一され、コントローラーとSSD、HDDを内蔵

VDIやデータベース用途に対応するハイブリッド型ストレージ

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