医療の未来を切り開くICT活用ガイド読者の「知りたい」にベンダーが答える!

これまで以上に質の高い医療サービスの提供、経営の効率化が求められている医療機関。それを支えるIT基盤にはクラウド/仮想化技術、地域医療連携、モバイル端末の有効利用など新たなトレンドが生まれている。

2014年01月20日 10時00分 公開
[TechTargetジャパン]

医療機関が掲げる「IT化の目的や期待する効果」

TechTargetジャパンでは2013年10、11月に「医療機関のIT化に関する読者調査」を実施した。その中では、多くの医療従事者が、医療IT化の目的や期待する効果として以下の3点を挙げた。本特集では、それらを実現を支援する製品・サービスを紹介する。


関心がある医療ITトレンド

(1)現場業務の効率化/省略化

(2)情報伝達の迅速化/効率化

(3)医療の質の向上


注目のコンテンツ

成功事例に見る、病院経営の課題を解決するシステム連携の仕組み

医療ITの成功の鍵は“電子カルテに依存しない情報共有”が握る

現在、多くの医療機関が積極的に推進しているIT化。病院の経営課題を解決する鍵ともいえるが、期待した以上に効果が得られない場合もある。その理由を探るとともに、課題解決に成功した3施設の取り組みを紹介する。


理想的なIT化実現のヒントを解説

止められない医療システムを支えるIT基盤の在り方

電子カルテやオーダリングシステムなど、医療現場のIT化の裾野は着実に広がっている。しかし実際には多くの医療機関がシステム導入や運用に課題を抱えている。その解決に向けたヒントを具体例を交えて解説しよう。


クリニックのペーパーレス化を実現

医療現場のスキャナ活用、サイズ混在の問診票や保険証の一斉スキャンを実現

電子カルテを導入している病院や診療所、クリニックではスキャン業務が負担になることが少なくない。問診票、同意書、保険証など、サイズが混在していても紙詰まりなく安定したスピードで大量スキャンを行うために、ミルディス皮フ科が導入したスキャナとは?


電子カルテの現状と導入時の注意点を解説

電子カルテ導入、課題は投資コストの負荷

医療情報の電子化が進んでいるが、投資コスト、セキュリティなどさまざまな課題も浮き彫りになっている。医療ITセミナーの講演から課題解決の糸口を探る。


医療システムの高可用性を実現するソフトウェアの実力とは?

無停止仮想化ソフトウェア「Stratus Avance」を徹底検証!! ソフトウェアFTの機能と性能に迫る

標準IAサーバ2台と「Stratus Avanceソフトウェア」があれば、止まらない仮想化システム基盤を手に入れられる。低コストでシンプルな運用管理を実現する同製品のセットアップからフェイルオーバーテスト、パフォーマンスなど、検証試験結果を紹介する。


医師とケアマネージャーとのコミュニケーションを促進

ビデオ会議でコミュニケーションを強化、医療と介護、福祉の融合とケアの質向上を目指す

翠会ヘルスケアグループのNHCSはグループ拠点にビデオ会議サービスを導入。研修や院内学会に活用し、拠点間の交流を深めてケアの質向上に貢献していく考えだ。


導入前のトライアルも可能なビデオ会議システム

百聞は一見に如かず――ビデオ会議システム導入はトライアルで決める

ビデオ会議システムを気軽に試したい、今のシステムでは物足りない――不安や不満はトライアルプログラムで解消してみてはいかがだろう。


スマートデバイスやタブレットなど多様な環境に対応

高品質なビデオ会議でコスト削減、業務効率化を図りワークスタイルを変革

ビデオ会議導入でコスト削減、業務効率化を図り、従来のワークスタイルを変えていくには、製品選定が重要だ。


訪問看護の現場で活躍するタブレットとは?

ThinkPad Tablet 2導入がもたらした訪問看護業務効率化と紛失・盗難対策強化

訪問看護業務のIT化を推進した名古屋市療養サービス事業団は、看護師の携帯時の負担減にタブレットPC採用を決定。セキュリティ対策強化を実現した同財団が選択したのはWindows 8搭載の「ThinkPad Tablet 2」だ。


1台でさまざまなシーンに適応するタブレット

「タブレットを使いたい!」MR600人のニーズを満たしたThinkPad Helix

製薬会社ノボ ノルディスク ファーマが、約600人のMRの「タブレットを使いたい」という声にこたえて採用したのは脱着式Ultrabook「ThinkPad Helix」だった。選択の決め手となった理由とは?


25の医療機関事例を一挙公開

先進ソリューションの導入で日本の医療はどう変わる?

革新的な基盤技術を活用した医療用データウェアハウスシステムやスマートデバイス対応電子カルテシステム、次世代統合医療情報システムといった先進ソリューションの導入により、日本の医療はどう変わるのか。25の医療機関の導入事例を一挙に紹介する。


ITは医療にどのように貢献するのか?

接続・連携された医療の実現のために必要なリアルタイム情報共有基盤の全貌

チーム医療や地域連携医療といった真に接続・連携した先進医療を実現するために、ITでどのような貢献ができるだろうか。世界90カ国、10万システム以上におよぶ導入実績を誇る医療ITソリューションの全容を紹介する。


スマートデバイス活用の成功例に学ぶ

iPod touch 600台を看護師に配布した高知大学医学部附属病院

高知大学医学部附属病院におけるiPod touchの導入経緯や具体的な導入効果などを紹介。スマートデバイスの導入を検討している医療機関の参考になるだろう。


基幹ネットワークの再構築に成功

横須賀共済病院が、基幹ネットワークの可用性と拡張性強化のため取った選択とは

先端医療に取り組む横須賀共済病院は、障害発生時にもサービスを停止しない可用性と将来を見据えた拡張性強化のため、選択したソリューションとはどのようなものだったのか。


デスクトップ・クラウドで看護業務を効率化

デスクトップ・クラウドでシステムを刷新、業務効率化を実現した高知大学医学部附属病院

高知大学医学部附属病院のデスクトップクラウド導入までの経緯や具体的な導入効果を、構築概要図、関係者のインタビューなどを交えながら解説する。


読者調査結果リポート

医療機関のIT導入に関する調査リポート

「医療クラウド」「仮想化システム」に注目、読者調査で分かった医療ITトレンド

医療機関に勤務する会員を対象に実施したIT導入に関する調査リポート。電子カルテなどのIT導入状況、導入目的や期待する効果、関心のあるトレンドなどが明らかになった。