タブレットながらキーボードを付ければノートPC並みの生産性を発揮する「Surface Pro 3」と、長く人気を維持する「MacBook Air」(2014年モデル)はどちらが購入に値するか。気になる点を徹底比較した。
管理職も含めて休暇を取る夏が近づいている。休暇中だからといって仕事が待ってくれるわけではない。だが、ビーチや飛行機の機内に重くてかさばる旧式の仕事用PCを持っていく必要はない。市場では米Microsoftの「Surface Pro 3」と米Appleの「MacBook Air」という2種類の強力なクライアントPCが販売されている。どちらも持ち運びやすさと高性能を売りにしている。本稿では、どちらが優れているかを検証する。
まず注意事項の説明から始めよう。2014年モデルのMacbook AirとSurface Pro 3はどちらも高品質なデバイスだ。両者共に、驚くほど薄くデザインも申し分ない。複数のApple製品を購入している「OS X」の愛好家はMacbook Airを選ぶだろう。一方、「Windows」のパワーユーザーはSurface Pro 3の方が断然好ましいと思うだろう。
全ての先入観と好みは横に置いて、中立な立場で比較を始めたい。また、OS Xと「Windows 8.1」はできる限り比較要素に含めないようにする。OSはハードウェアとパフォーマンスの評価で必要になったときにのみ言及する。OSを比較要素に含めると、OSの機能の比較になりかねないからだ。
それから、面倒な作業も行えるポータブルデバイスという観点で各デバイスの長所を評価したい。MacBook Airは当然ながらタブレットではないので、タブレットという見方での比較はできないが、ノートPCという見方をするとMacBook Airが優位になる。
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