企業のプロモーション活動の中核である広告が、インターネットで“炎上”の危険にさらされている。広告の炎上はなぜ起こるのか。炎上が広がる仕組みとは。対策を交えて解説する。
商品の宣伝をするために、テレビCMやWebの企画で面白いことをやろう。SNSで拡散させてみよう――。企業がこうしたプロモーション手法を考える動きは広がっており、イー・ガーディアンにも多くの相談が寄せられています。今までの連載でも説明してきたように、スマートフォン/タブレットといったスマートデバイスの普及で、インターネットが多くの人にとって身近になり、口コミの波及力が広がっていることが、その背景にあります。
プロモーションの中心的な存在が広告です。企業が発信する広告に対して、好感を持つ人もいれば、そうではない人も当然いるでしょう。テレビCMなど従来のプロモーションでは、今までは100人中1、2人に好感を持ってもらえなかったとしても、「個人の主観の問題なので仕方がない」と捉えることができたかもしれません。しかし、インターネットを中心とする昨今の広告では、その1、2人の少数派が起因となって炎上に発展するケースもあるのです。
本稿では、広告が炎上につながる背景と、その具体的な対策を解説します。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
ネットの口コミを参考に8割超が商品を購入 最も参考にした口コミの掲載先は?
ホットリンクは、口コミ投稿の経験や購買への影響を調査した結果を発表した。
「生成AIの普及でSEOはオワコン」説は本当か?
生成AIの普及によりSEOが「オワコン」化するという言説を頻繁に耳にするようになりました...
ボストン コンサルティング平井陽一朗氏が語る 日本企業のイノベーションを阻む「5つの壁」
企業の変革を阻む5つの壁とそれを乗り越える鍵はどこにあるのか。オンラインマーケットプ...