管理ツール群「Windows Sysinternals」紹介
Windowsのトラブルを最速で解決、知っておくべき無料ツール5選(1/2 ページ)
Windowsシステムを深く理解する必要があるなら、「Sysinternalsユーティリティ」は最良のツールだ。Windows標準ツールの機能をはるかに超えるもので、かなり高度な管理が可能になる。
「Sysinternalsユーティリティ」は、ユーザーのWindows OSの特定の問題箇所を対象にするツール群で、パフォーマンス問題の確認も可能だ。
Windows Sysinternalsのサイトには、個々のOSのコンポーネントを調べたりトラブルシュートするための無料のユーティリティが多く用意されている。私が選んだツールを紹介する前に、Sysinternalsライブラリは以前から存在するということに注意しよう。ツールの多くは「Windows XP」や「Windows Vista」などの古いOS用に作成されたものであるため、Sysinternalsコレクションの全てのツールが最新のWindowsバージョンで動作するわけではない。
これらのユーティリティのどれもが「Windows 8」用に明確にデザインされているわけではないが、このうちの幾つかはWindows 8の問題に対処するのに役立つ。Windowsの管理に関わるIT担当者が知っておくべき5つのSysinternalsツールを細かくみてみよう。
関連記事
「Windows Sysinternals」関連
- お金を掛けずに「Windows 8」を管理できる一押しツール群
- 備えあればうれしいな Windowsのトラブル解決に役立つ無償ツール5選
- 一般ユーザーにも便利なWindowsコマンドプロンプト 知られざる裏技10選
コマンドラインツール関連
「Windows 10」の新機能について
AccessChk
私たちは、予期しないセキュリティ上の制約により、一見単純な修理やメンテナンス作業が止まるという状況に遭遇する。AccessChkユーティリティは、どのアクセス許可が影響しているかを確認するのに役立つ。
このツールは、ファイルやフォルダ、レジストリキー、Windowsサービス、グローバルオブジェクトに対して動作する。またAccessChkは、システムリソースが適切なセキュリティレベルを受け取ることを確認するのに有用である。
Handle
エンドユーザーが最もイライラする経験の1つは、操作対象のファイルが使用中だとWindowsが主張して、ファイルの保存や移動、名前の変更ができないことだ。Handleユーティリティ(現在のバージョンは4.0)は、システムプロセスで開かれているハンドルについての情報を表示する。言い換えれば、Handleを使用することにより、どのプログラムがファイルをロックしているかを見つけ出すことができる。
Process Explorer
Process Explorerはシステムパフォーマンスの問題を見つけ出すための優れたツールである。このユーティリティは、システムが実行している全てのプロセスだけでなく、各プロセスに対するCPUとメモリの使用量も表示する。
Windowsのタスクマネージャーも似たような機能を提供すると指摘されるかもしれないが、Process Explorerはタスクマネージャーの機能をはるかに超える能力を提供する。事実Process Explorerには、ユーザーがタスクマネージャーをProcess Explorerに置き換えるメニューオプションが存在する。
Process Explorerは、システムで実行しているプロセスについての多くの情報を保持している。基本的なリソースの統計情報に加えて、プロセスを作成した企業名と、(通常は)そのプロセスは何か、またはそのプロセスは何をするかという有意義な説明を一覧表示する。
ツリービューは各プロセスに対する依存関係を表示する。マウスポインターをプロセスの上に重ねると、プロセスを起動するのに使用したコマンドラインや実行可能なプロセスへのパス、プロセスに関連するシステムサービスといった情報を表示する。
Process Explorerはイメージの署名を確認し、プロセスがウイルスに関連していないかVirusTotal.comをチェックすることにより、マルウェアの検出に役立つ。
加えて、ソフトウェアがプロセスを終了させたり、中断または再起動したり、他の機能の中でプロセスの優先順位を調整することができる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
新着ホワイトペーパー PR
-
製品資料
SNS認証や多要素認証も数分で実装、IDaaS基盤でデジタルビジネスはどう変わる? -
製品レビュー
「電子帳簿保存法対応」実践術:タイムスタンプ付与などの要件の手軽な実現方法 -
事例
「大企業のデジタル化」成功事例集【コクヨ、九州電力、ヨネックスなど21社】 -
製品資料
“顧客管理の課題”を簡単に解決する方法とは? -
製品資料
契約管理の“あるある課題”をノーコード開発で解決するためのポイント
こんなメディアも見られています
TechTargetジャパンに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
ベンダーコンテンツ PR
From Informa TechTarget
SpecialPR
アクセスランキング
-
1
100億円の「Linux更新」を回避 みずほ銀行が選んだ“おきて破り”のRHEL延命策
-
2
Oracle巨大ITプロジェクトはなぜつまずいたのか 8年で導入1割、追加で170億ドル
-
3
Microsoft製品でここまで自動化できる 情シスがやめられる手作業10選
-
4
Synologyがエンタープライズ向けユニファイドストレージを投入 その実力は
-
5
「Windows派」「Linux派」を分ける決定的な違い
-
6
脱VMwareの最適解 NTTデータと日立製作所が示す国産仮想化基盤
-
7
ISMSの“コンサル丸投げ”が招く数千万円の無駄 NTTドコモビジネスの脱出劇
-
8
「技術屋」で終わらないために 情シスが今取るべき認定資格5選
-
9
継続利用は4割どまり M365 Copilotが「効く業務」と期待外れの境界
-
10
自宅のWi-Fiが「遅い」「途切れる」本当の原因は? Dellが推奨する鉄則
ホワイトペーパーランキング PR
-
1
AIエージェントで多様な日常業務を効率化するための入門ガイド
-
2
AIが「わざわざ使うツール」になっていない? 業務で自然に使う導線にする秘訣
-
3
5回聞くだけじゃ足りない? トヨタ式「なぜなぜ分析」の正しい実践方法
-
4
JR西日本ITソリューションズが「監視業務の属人化」を解消した方法とは?
-
5
「脱Excel」か「Excel快適化」か? 現場にやさしい業務改善の進め方
-
6
インシデント対応工数を約3割削減、東京ガスの事例に学ぶ監視体制刷新のコツ
-
7
PostgreSQLの「機能」「性能」「運用」「拡張性」に関する悩みの解消法
-
8
5分で分かる「セキュア大容量ファイル転送サービス」の機能とメリット
-
9
Macの安全神話は崩壊? 最新の脅威動向から見えた攻撃のトレンドと有効な対策
-
10
情報セキュリティ対策早分かりガイド:25の自社診断で弱点と解決策を理解
TechTargetジャパン SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
TechTargetジャパンをフォロー