Yahoo! JAPANも使っているHortonworksの技術
Hadoopに社運を賭けるモバイル広告ネットワーク企業の事情
モバイル広告ネットワーク企業Billy Mobileは、Hadoopを中核とするビッグデータ分析環境に社運を賭ける。Kafka、Spark、Storm、Hive、HBaseで構築した意思決定アルゴリズムとは?
スペインのバルセロナを拠点とするモバイル広告ネットワーク企業Billy Mobileは、米Apacheソフトウェア財団の「Apache Hadoop」に社運を賭ける。2013年末に設立された同社は、自社の成長を支えるため、米Hortonworksとテクノロジー使用契約を交わした。
Computer Weekly日本語版 2月3日号無料ダウンロード
本記事は、プレミアムコンテンツ「Computer Weekly日本語版 2月3日号」(PDF)掲載記事の抄訳版です。本記事の全文は、同プレミアムコンテンツで読むことができます。
なお、同コンテンツのEPUB版およびKindle(MOBI)版も提供しています。
Billy Mobileのビジネスインテリジェンスマネジャー、ジェフリー・クリーブス氏は次のように語る。「Hadoopを使用する企業はあるが、恐らく部門レベルでの使用だ。当社は自社のテクノロジーモデルの90%にHadoopを採用している。使用しているのは、『Kafka』『Spark』『Storm』『Hive』『HBase』だ。当社がHortonworksと手を切るとしたら、終わりを迎えるのはビジネスの一部ではなく、全てだ」
同社は、データの収集、処理、分析にHortonworksの「Hortonworks Data Platform」(HDP)を使用する。これに置き換える前は、「PHP」「MySQL」、オランダElasticの「Elasticsearch」を採用していた。
「Elasticsearchはプライマリーデータストアにはなり得ない。ビジネスインテリジェンス用のドライバがないからだ。これに対して、HDPには必要なODBCドライバが存在する」とクリーブス氏は話す。
クリーブス氏によると、Billy Mobileはモバイルプラットフォームにおけるパブリッシャーと広告主の架け橋になり、「パブリッシャーの資産を収益に結び付ける手助けをし、通信業者にアプリエコシステムを開放する」ことを目指しているという。
同社は主にスペイン語圏で事業を展開しているが、インドやアジアにも進出している。現在のところ、1日当たりのアクセス数は2500万程度だが、Hadoopを使用して事業を拡大することで、1日当たり数十億のアクセスを目指している。
同社のデータチームは、データを視覚化するツールとして米Tableau Softwareの「Tableau」を使用している。このデータチームは2人のデータサイエンティストとクリーブス氏の3人編成だ。クリーブス氏の役割は、商業的に最も魅力のある利用状況を特定することだ。「データサイエンティストは、この情報を土台に、どの広告をどのユーザーにどのタイミングで提供するかを決めるアルゴリズムを生み出す」(クリーブス氏)
続きはComputer Weekly日本語版 2月3日号にて
本記事は抄訳版です。全文は、以下でダウンロード(無料)できます。
■Computer Weekly日本語版 最近のバックナンバー
Computer Weekly日本語版 1月20日号:映画『ゼロ・グラビティ』制作の舞台裏
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
新着ホワイトペーパー PR
-
製品資料
[ゾーホージャパン株式会社] サイバー攻撃からネットワークを守る上で確実に押さえておきたいポイントとは? -
事例
[アルプス システム インテグレーション株式会社] 中小企業でも安心して活用できる「手ごろなSOCサービス」とは? -
製品資料
[株式会社シーイーシー] 脱VMwareに成功した企業は何をどう実践した? 事例に学ぶ戦略立案&実装のコツ -
製品資料
[株式会社オービックビジネスコンサルタント] ランサムウェア攻撃を“二重の防御構造”で防ぐ、クラウド型基幹システムの実力 -
製品資料
[株式会社オービックビジネスコンサルタント] 動画で知るランサムウェア被害企業のリアル、会計データが無事だった理由とは
こんなメディアも見られています
TechTargetジャパンに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
ベンダーコンテンツ PR
From Informa TechTarget
SpecialPR
アクセスランキング
-
1
損保ジャパンはなぜ「COBOL」を捨てなかったのか? 脱メインフレームの真相
-
2
鹿島建設のDXを阻む「10年前のAWS」 安全性と自由度を両立したモダナイズ
-
3
なぜ「全社配布Copilot」は使われないのか? 失敗に学ぶAI定着
-
4
NECの「BluStellar」に必要なデータ保護と活用のための技術とは
-
5
慶應義塾が「Notion」を選んだ理由 AI導入の盲点になる“情報のサイロ化”
-
6
「Excel管理」では限界――製造現場の改善が進まない“隠れた原因”
-
7
LINEヤフーはなぜ「社内の管理者」すら信用しないインフラを作ったのか
-
8
「ノートPC派」は損をしている? Dellと考える“自作PC”のメリット
-
9
「また同じ説明か」 消費者の半数が離脱するAIチャットbotの“記憶喪失”
-
10
「企業におけるAI導入検討度とIT投資優先度」に関するアンケート
ホワイトペーパーランキング PR
-
1
不審メールの経路や見せ方に変化? 2026年夏の3事例から見えた動向と対処方法
-
2
DX/AI投資の壁を突破、現代の最高財務責任者が直面する課題と克服のヒント
-
3
「オンプレミス回帰」せざるを得ない“合理的な理由”
-
4
LLMが兵器化? 元FBI高官が鳴らす警鐘とセキュリティツール統合のポイント
-
5
システムの保守がモダン化を阻む? 「変えない判断」から脱却する方法とは
-
6
生成AIを開発に導入しても効果が見えない? 実証実験で分かった成果と課題
-
7
経産省DX指針から読み解く、受発注業務デジタル化ロードマップ
-
8
“あのファイル転送”で暗躍するノーウェアランサム
-
9
Microsoft 365を安全に運用 うっかりミスやサイバー攻撃に備えるデータ保護術
-
10
HDDを使わない「SSDオンリー」が無謀なのはなぜ?
TechTargetジャパン SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
TechTargetジャパンをフォロー