2016年第2四半期は、フィーチャーフォンもスマートフォンも市場の停滞が明らかだった。特にスマートフォン市場が伸び悩む原因となったのはiPhone 7にあるという。
Gartnerによると、2016年第2四半期の携帯電話総販売台数は0.5%減となったという。スマートフォンの販売停滞により、従来型携帯電話(フィーチャーフォン)販売台数の大幅な落ち込みを補えなくなっていることが明らかになった。
本記事は、プレミアムコンテンツ「Computer Weekly日本語版 10月5日号」(PDF)掲載記事の抄訳版です。本記事の全文は、同プレミアムコンテンツで読むことができます。
なお、同コンテンツのEPUB版およびKindle(MOBI)版も提供しています。
スマートフォン市場全体では2015年同期比4.3%増で3億4400万台の端末が出荷されているが、フィーチャーフォンの販売台数は14%減だった。
同じスマートフォンを長く使い続けるユーザーが増えていること、2年ごとに機種変更する場合の特典がなくなることなど、広い範囲での市場動向は相変わらずはっきりしているとGartnerは報告する。さらに、スマートフォン市場が全体的にコモディティ化し、販売ブームが終わったことを示す根拠について、議論の余地がなくなったようだと補足している。
だが、Gartnerの調査責任者アンシュル・グプタ氏は、需要の伸び悩みは消費者が2016年発売予定の新機種を待っていることによるものだと指摘する。特に待ち望まれているのがAppleの次期「iPhone 7」で、2016年9月に発表されるといううわさが広がっている(訳注:原文執筆は2016年8月)。
Apple製品の出荷台数は4440万台で7.7%減と下降傾向にあるが、2016年第1四半期ほど顕著な下降ではない。とはいえ、Appleは1年前の経営状態に戻すのに四苦八苦することになるだろうとグプタ氏は話している。それはなぜか。
本記事は抄訳版です。全文は、以下でダウンロード(無料)できます。
■Computer Weekly日本語版 最近のバックナンバー
Computer Weekly日本語版 9月20日号 本気を出したGoogleはAWSに勝てるのか?
Computer Weekly日本語版 9月7日号 Microsoft対米国政府──判決は?
Computer Weekly日本語版 8月24日号 それでもAzureを選ぶべき理由
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。
新富裕層の攻略法 「インカムリッチ」の財布のひもを緩めるマーケティングとは?
パワーカップルの出現などでこれまでとは異なる富裕層が生まれつつあります。今回の無料e...
ブラックフライデーのオンラインショッピング 日本で売り上げが大幅に増加した製品カテゴリーは?
Criteoは、日本国内のブラックフライデーのオンラインショッピングに関する分析結果を発...
Omnicomが Interpublic Groupを買収 世界最大級の広告会社が誕生へ
OmnicomがInterpublic Group(IPG)を買収する。これにより、世界最大の広告会社が誕生し...