2016年第2四半期は、フィーチャーフォンもスマートフォンも市場の停滞が明らかだった。特にスマートフォン市場が伸び悩む原因となったのはiPhone 7にあるという。
Gartnerによると、2016年第2四半期の携帯電話総販売台数は0.5%減となったという。スマートフォンの販売停滞により、従来型携帯電話(フィーチャーフォン)販売台数の大幅な落ち込みを補えなくなっていることが明らかになった。
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スマートフォン市場全体では2015年同期比4.3%増で3億4400万台の端末が出荷されているが、フィーチャーフォンの販売台数は14%減だった。
同じスマートフォンを長く使い続けるユーザーが増えていること、2年ごとに機種変更する場合の特典がなくなることなど、広い範囲での市場動向は相変わらずはっきりしているとGartnerは報告する。さらに、スマートフォン市場が全体的にコモディティ化し、販売ブームが終わったことを示す根拠について、議論の余地がなくなったようだと補足している。
だが、Gartnerの調査責任者アンシュル・グプタ氏は、需要の伸び悩みは消費者が2016年発売予定の新機種を待っていることによるものだと指摘する。特に待ち望まれているのがAppleの次期「iPhone 7」で、2016年9月に発表されるといううわさが広がっている(訳注:原文執筆は2016年8月)。
Apple製品の出荷台数は4440万台で7.7%減と下降傾向にあるが、2016年第1四半期ほど顕著な下降ではない。とはいえ、Appleは1年前の経営状態に戻すのに四苦八苦することになるだろうとグプタ氏は話している。それはなぜか。
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