「テープストレージ」が見直される理由は“新しい役割”にある注目技術の将来を予測(2/2 ページ)

2018年08月02日 05時00分 公開
[Paul CrocettiTechTarget]
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テープのニーズ拡大の手応え

 コンサルティング企業Toigo Partners Internationalのアナリストであるジョン・トイゴ氏(マネージング・パートナー兼Data Management Instituteの会長)は「テープのニーズは、フラッシュストレージやディスクストレージよりも多い」と語る。

 「Microsoft Azure」のようなパブリッククラウドベンダーも、テープの大量消費者だと同氏は語る。このようなクラウドベンダーが、大容量のテープをデータバックアップ用に利用する可能性がある。

 しかし、IDCの予測によると、2025年までに数十ゼタバイト(1ゼタバイトは約10億テラバイト)のストレージが必要になるという。

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