営業活動の「なぜ?」を解決
新人でも即戦力 AI×テキストマイニングで“売れる理由”を示す「Asales」
ストックマークは2018年11月、営業活動における意思決定プロセスを支援するサービス「Asales」を発表した。営業活動にまつわるテキストデータを分析し、AI技術によって情報を推薦する。
ストックマークは2018年11月30日、AI(人工知能)技術により営業活動の意思決定プロセスを支援するサービス「Asales」を発表した。議事録やメール、提案資料、報告書などの営業活動にまつわるテキストデータを解析し、営業現場担当や営業企画担当・マネジャー層の意思決定に役立つ数値、情報を提示する。
併せて読みたいお薦め記事
営業支援ツールの選び方
営業支援ツールをどう使うか
営業担当の新人を“即戦力”に
営業担当向けの機能として、AI技術によるレコメンドで営業活動の効率化や付加価値提案を支援する。Asalesが目指す情報レコメンドは、「知識や経験が不足している新人の営業担当でも、営業活動の成果を上げられるような情報の提供」だ。
客先訪問前、訪問時、訪問後といった営業活動における各フェーズで、現場の営業担当に必要な情報を提示する。訪問前には、顧客の最新ニュースや動向、自社商材情報に加え、過去の類似案件から導出した営業シナリオを用意。訪問時用には、事前ミーティングの音声データを解析し、営業トークのネタを導き出した上でテキスト化して示す。音声データの書き起こし機能は、営業担当者に代わって議事録作成業務を担える。訪問後は、案件ごとにまとめるべき資料を推薦する。
営業企画担当やマネジャー層に向けては、商談メールや報告書など、顧客とのやりとりで生じたデータ(顧客接点データ)を要約/分析する機能、売上が大きい営業担当の営業手法をスコアリング/モデリングする機能などを提供し、業務効率化を促進する。
定量データとして売上やコストなどの他に、定性データとしてテキストデータも分析の対象としている。顧客接点データに加え、ニュースや業界レポートといったオープンデータを使った受注・失注分析、ニーズ抽出、業界動向調査などが可能だ。これにより、一部の数字やデータだけから判断した局所的な状況分析を防ぐ。
テキストマイニングが支える営業活動
Asalesのコア技術はテキストマイニングだ。AI技術と組み合わせることで、営業活動に関わるさまざまな定性データを解析する。具体的にはテキストデータや音声データを扱っており、データを特性別に分けると
- 顧客接点データ:案件メール、商談メモ、報告書、議事録、ミーティング時の音声など
- 社内データ:商材情報、提案資料、社内レポートなど
- オープンデータ:ニュース、業界レポートなど
の3種類。さまざまな特性のテキストあるいは音声データを分析することで、営業現場のデータを反映させた、迅速な意思決定や戦略立案を後押しする。
分析の属人化を軽減する
日本企業にも営業支援ツール(SFA)や顧客管理関係(CRM)が普及してきたとはいえ、「なぜこの方法で売れたのか」といった定性的な分析は、いまだに各マネジャー層や営業企画によって属人化された部分も少なくない。一方で現場の営業担当が原因分析をしようとすると、データ処理など本来の営業活動から外れた雑務が増えてしまい、営業活動に支障が出てしまう。
こうした課題に対し、営業現場のデータを営業戦略に生かすための手段をAsalesは提供する。同時にデータ関連の業務にかかる負担を軽減することで、業務効率化につなげることも目的だ。
月額利用料金は、営業担当向けの機能が1ユーザー当たり6000円(税込、以下同じ)、営業企画担当ないしマネジャー層向けの機能が80万円。両機能は単体では提供しておらず、セットでの提供となる。併せて導入後のチューニングに別途コンサルティング費100万円が必要。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
新着ホワイトペーパー PR
-
事例
[日本オラクル株式会社] ピンチをチャンスに変えたEPR製品は? 先行企業の導入事例3選 -
技術文書・技術解説
[日本オラクル株式会社] 無自覚なリスク 秘伝Excelファイルが監査の壁、不正・ミスの温床となる理由 -
製品資料
[日本オラクル株式会社] 戦略的経理の第一歩 失敗のない「脱Excel」を実現する秘訣とは? -
技術文書・技術解説
[日本オラクル株式会社] いまさら聞けないオンプレERPとクラウドERPの違い 最適な製品をどう見極める? -
事例
[株式会社ビザスク] 連結売上高が約2倍に成長、富士フイルムが実践した新規事業創出の戦略とは?
こんなメディアも見られています
TechTargetジャパンに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
ベンダーコンテンツ PR
From Informa TechTarget
SpecialPR
アクセスランキング
-
1
なぜ「全社配布Copilot」は使われないのか? 失敗に学ぶAI定着
-
2
損保ジャパンはなぜ「COBOL」を捨てなかったのか? 脱メインフレームの真相
-
3
「ノートPC派」は損をしている? Dellと考える“自作PC”のメリット
-
4
LINEヤフーはなぜ「社内の管理者」すら信用しないインフラを作ったのか
-
5
IT製品の導入に関するアンケート「PC&デバイス」編
-
6
「企業内サーバ環境の利用実態」に関するアンケート
-
7
「業務改善とツール活用」に関するアンケート
-
8
慶應義塾が「Notion」を選んだ理由 AI導入の盲点になる“情報のサイロ化”
-
9
「SIEMの利用」に関するアンケート
-
10
「ITインフラとデータ保護・バックアップ対策」に関するアンケート
ホワイトペーパーランキング PR
-
1
DX/AI投資の壁を突破、現代の最高財務責任者が直面する課題と克服のヒント
-
2
不審メールの経路や見せ方に変化? 2026年夏の3事例から見えた動向と対処方法
-
3
「オンプレミス回帰」せざるを得ない“合理的な理由”
-
4
バックアップは“取っているから大丈夫”なのか? ランサムウェア時代の備え方
-
5
システムの保守がモダン化を阻む? 「変えない判断」から脱却する方法とは
-
6
生成AIを開発に導入しても効果が見えない? 実証実験で分かった成果と課題
-
7
経産省DX指針から読み解く、受発注業務デジタル化ロードマップ
-
8
5分で分かる Microsoft 365のデータ損失に備えるためのバックアップの仕組み
-
9
ネットワーク遅延の原因、「パケットロス」の基礎知識と効果的な解決策
-
10
Microsoft 365を安全に運用 うっかりミスやサイバー攻撃に備えるデータ保護術
TechTargetジャパン SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
TechTargetジャパンをフォロー