ニューヨークプレスビテリアン病院は、それまで手作業だったタイムカードの打刻漏れチェックと給与支払プロセスを自動化するために「RPA」を導入した。その効果とは。
ニューヨークプレスビテリアン病院は、コロンビア大学(Columbia University)とコーネル大学(Cornell University)の2つの医学部と提携する「アカデミックメディカルセンター」に分類される施設だ。同施設はそれまで手作業だった勤怠管理と給与支払プロセスの一部を「ロボティックプロセスオートメーション」(RPA)製品のソフトウェアロボットに置き換えて自動化した。
グループ全体で約2万人の従業員と約2600床の病床を抱える米国有数の医療機関であるニューヨークプレスビテリアン病院。事務処理量は膨大で、勤怠管理には膨大な時間と多額のコストを費やしていた。RPAベンダーWorkFusionのRPA製品を導入して給与支払プロセスに適用した結果、ニューヨークプレスビテリアン病院はコストと人的資源を節約することに成功した(図1)。
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