医療機関が新しいテクノロジーを何とか導入できたとしても、従業員に仕事のやり方を変えてもらうのは容易ではない。2019年9月にボストンで開催された医療カンファレンス「Annual Thought Leadership on Access Symposium」(ATLAS)で、全米の医療機関のリーダーが、新しいテクノロジー導入を成功させるために必要となる「変更管理」の戦略について議論した。変更管理は、システムの変更に伴う影響を抑えながら、効率的に変更を進められるように変更プロセス全体を管理することを指す。
13カ所の関連施設を擁する医療グループHackensack Meridian Healthのデジタル化担当副社長であるパメラ・ランディス氏は次のように語る。「優れた変更管理計画の考え方の基本は、利害関係者と早期に対話し、テクノロジー投資が必要な理由を明確に伝え、導入をリードするチームを設立することだ」
ランディス氏が新しいテクノロジーを導入する際にまず検討するのは、スケーラビリティと使いやすさだ。「そのテクノロジーがスケーリング可能かどうか、患者、消費者、医療チームの生活を楽にすることができるかどうかが重要だ」と同氏は言う。
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