リモートデスクトップでマウスがうまく利用できないとき、IT管理者はどう対処すべきなのか。基本的な手順と考え方を説明する。
ローカルPCでは動作するマウスが、「リモートデスクトップ」で動作しないときがある。MicrosoftのクライアントOS「Windows」が備えるリモートデスクトップは、ローカルPCで別のPCやサーバを操作可能にする機能だ。
リモートデスクトップでマウスが使用できない場合でも、キーボードの複数キーを組み合わせる「ショートカットキー」を駆使すれば、OSやアプリケーションの操作はできる。ただし全てのエンドユーザーが、必要なショートカットキーを知っているわけではない。
IT管理者は、エンドユーザーの生産性を確保するために、リモートデスクトップの利用中に発生したマウスの問題を迅速に解決する必要がある。具体的には、どうすればよいのか。
トラブルシューティングの最も基本的な方法は、どの機能が動作し、どの機能が動作しないかを特定するために、簡単なテストをすることだ。問題の原因として考えられる要素を取り除くことで、起こっている事態を把握できるようになる。
例えばコンピュータの電源が入らない場合は、コンピュータの電源を交換する前に、コンピュータの電源が接続されていることや、電源タップの電源がオンになっていることを確認するはずだ。別の電源コードを試すことも考えられる。
簡単なテストを通して、単純な原因から解消する――。こうした基本的な考え方は、リモートデスクトップでマウスが使えなくなったときのトラブルシューティングにも当てはまる。最初に問題の原因として考えられる要素を、ある程度排除してから、より複雑なトラブルシューティングのステップに進む。
第2回以降は、トラブルシューティングのステップを詳しく説明する。
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