コミュニケーションに不可欠なWebカメラ。リモートデスクトップでWebカメラが使えない場合、どう対処すればよいのか。トラブルシューティングの基礎を整理する。
Webカメラは、今や遠隔でコミュニケーションを取るときに必須のツールとなった。MicrosoftのクライアントOS「Windows」のエンドユーザーが、「リモートデスクトップ」でWebカメラを利用する場合、設定を適切にしていないと問題が起きる可能性がある。リモートデスクトップは、ローカルデバイスで別のデバイスのデスクトップを操作する、Windowsの機能だ。
リモートデスクトップでWebカメラが正しく機能しない場合、何をすればよいのか。トラブルシューティングの手順を紹介しよう。
まずはローカルデバイスで、Webカメラが正しく機能していることが重要だ。IT管理者は、以下の項目を確認するとよい。
一般的なノートPCはWebカメラを内蔵している。内蔵Webカメラよりも解像度が高い、外付けのWebカメラを使うことも可能だ。
ローカルデバイスでWebカメラが全く機能しない場合、ローカルデバイスとWebカメラの接続に問題が発生していたり、ドライバが不適切だったりする可能性がある。Webカメラによっては、専用のドライバやソフトウェアのインストールが必要な場合がある。
デバイスの接続方法が原因で問題が起きることもある。WebカメラはUSB端子またはBluetoothで接続するのが一般的だ。これらの接続方法に問題があると、Webカメラのエラーが起きる。特定の接続方法が無効になると、リモートデスクトップがWebカメラを検出できなくなることがある。
次回は2つ目の手順を紹介する。
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