サーバやネットワークだけでなく、PCやスマートフォンなど企業のさまざまなデジタル資産がサイバー攻撃の標的となる事象が相次いでいる。そのようなニュースで聞こえてくるキーワードの1つが「アタックサーフェス」だ。
人工知能(AI)ベンダーをはじめとして、日々さまざまな企業が自社製品やサービスのリリースを公開している。本シリーズは、ニュースやネットで頻出する”あのバズワードや用語”をスムーズに理解するための資料を提供する。今回は、「アタックサーフェス」の意味と役割を紹介する。
攻撃者が侵入や悪用を試みることができるシステムの「入口」や「弱点」の総称
組織のIT環境において、攻撃を受ける可能性がある全てのポイントを指す。従来はオンプレミスのネットワークやサーバが中心だったが、クラウドサービス、モバイルデバイス、SaaS、IoTの普及により、攻撃対象は急速に増加、複雑化している。
アタックサーフェスを適切に管理することで、IT部門の担当者は「攻撃を受ける前に防ぐ」体制を構築することができる。
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