オリックス生命保険は、コンタクトセンターのシステム開発においてアジャイル開発とクラウド移行を推進。複数チームの進捗把握と戦略的な目標管理を実現するため、IBMの「IBM Targetprocess」を導入した経緯と成果を詳報します。
顧客対応の最前線であるコンタクトセンター。保険会社にとっての「心臓部」とも言えるこの拠点のシステム開発において、オリックス生命保険が大きな変革を遂げました。
同社はオンプレミスシステムの保守終了を機に、SaaS(Software as a Service)型のコンタクトセンターツールへの移行とアジャイル開発の導入を決定。しかし、開発規模が拡大するにつれ、複数チームが入り乱れるプロジェクトの全体像を把握し、変化に即応することが困難になるという新たな壁に直面しました。
この課題を突破するために同社が選んだのは、IBMの計画・進捗(しんちょく)管理ツール「IBM Targetprocess」です。なぜ、巨大な組織において「見える化」が必要だったのか。その舞台裏と導入の決め手に迫ります。
Q:コンタクトセンターのシステム開発において、どのような課題があったのですか?
A:旧システムの保守終了をきっかけに、開発スピードの向上と全体状況の把握が急務となりました。
オリックス生命保険は、これまで利用してきたオンプレミス型ツールの保守サポート終了という課題を抱えていました。これを機にクラウドへ移行し、短期間で改善を繰り返す「アジャイル開発」を採用しましたが、以下の問題が浮上しました。
Q:数ある管理ツールの中から、なぜIBM Targetprocessを選んだのでしょうか?
A:単なるタスク管理にとどまらず、企業の「戦略」と現場の「開発」を直結できる点が評価されました。
オリックス生命保険が2025年1月に導入したIBM Targetprocessの採用理由は、主に以下の3点に集約されます。
Q:IBM Targetprocessを導入したことで、具体的にどのような効果が得られましたか?
A:チーム間の調整が円滑になり、急な計画変更にも現場が納得感を持って動けるようになりました。
金融業界で加速するDX(デジタルトランスフォーメーション)の一環として導入されたIBM Targetprocessは、すでに以下のような成果を上げています。
大規模な組織運営と、変化に即応する「俊敏性」の両立。オリックス生命の事例は、専門ツールの活用が経営課題の解決に直結することを示しています。
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