NECとEMCによる共同開発ストレージをNECは「iStorage E1」、EMCは「EMC CLARiX AX4」として販売
NECと米EMCは1月9日、共同開発ストレージを製品化して同日より販売を開始した。両社は自社ブランド名(NEC:「iStorage E1」、EMC:「EMC CLARiX AX4」)でグローバル販売を行う。
両製品はiSCSIモデルとファイバチャネルモデルを用意しており、導入企業の環境に適したネットワーク接続を選択可能。また最大64台のサーバに接続できるほか、Windows、Linux、UNIX、VMware ESX serverなどのOS混在環境に対応予定。最大60台のSASあるいはSATA HDDを搭載可能で、中堅企業の基幹システムや大企業の部門システムをはじめ、VMware環境向けストレージシステムとしてもスムーズに連携できるとしている。
今回の協業により、NECは「iStorage」のラインアップ拡充と生産台数増加によるコストダウンを図り、EMCは中堅・中小企業向けストレージでシェア拡大を目指すとしている。
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