日本IBMが、ミッドレンジ向けラック型x86サーバ2製品に、動作周波数3.33GHzのIntel Xeonプロセッサを搭載したハイパフォーマンスモデルを追加。仮想化技術によるサーバ集約化のニーズに応えるものだという。
日本IBMは10月30日、ミッドレンジクラスのラック型x86サーバ製品「IBM System x3550」および「IBM System x3650」に、動作周波数3.33GHzのIntel Xeonプロセッサ搭載モデルを追加すると発表した。11月7日より出荷を開始する。
IBM System x3550は1Uラックモデル、IBM System x3650は2Uラックモデルのミッドレンジ向けサーバ。IBMがハイエンドサーバで培ったノウハウをエントリーサーバに活用するために開発したコンセプト「X-Architecture」に基づき設計されており、薄型の筺体でありながら最大6Tバイトの大容量ディスクに対応する集積度を実現している。また、主要部品の冗長化や障害の自動検知機能なども備え、可用性向上と運用管理コスト削減を実現するという。
今回それぞれの製品に、ミッドレンジサーバ向けとしては現時点で最も高速な3.33GHz Intel Xeon X5470プロセッサを搭載したモデルを追加する。さらに各モデルには3.5型ホットスワップ対応SATA/SAS HDDを搭載する「モデル82J」と、2.5型ホットスワップ対応SAS HDDを搭載する「モデル8BJ」がある。いずれも、最大2個のプロセッサを搭載可能。
仮想化技術を使ったサーバ集約のニーズの高まりでミッドレンジサーバにも高パフォーマンスが求められており、同社によると今回追加した新モデルはそれに応えるものだという。価格は、IBM System x3550 モデル8BJの最小構成で58万8000円(税込み)となっている。
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