バラクーダ、ディレクトリ連携が可能なSSL VPNアプライアンスを発売NEWS

バラクーダネットワークスは50万円台で導入できるSSL VPNアプライアンスを発表。リモートアクセスユーザー認証時に既存のディレクトリシステムと連携ができる。

2009年02月10日 09時00分 公開
[TechTargetジャパン]

 Web/メールセキュリティ対策のバラクーダネットワークスジャパンは2月9日、SSL VPNアプライアンス「Barracuda SSL VPN」を発表、販売を開始した。Active DirectoryやRADIUSなどの認証システムと連携してきめ細かいリモートアクセス制御が可能。エントリーモデルが51万5000円と、中小企業でも導入しやすい価格設定となっている。

画像 アクセス可能なアプリケーションを表示したユーザーメニュー

 Barracuda SSL VPNは、一般的なWebブラウザで外出先などからのSSLトンネリングによるセキュアなリモートアクセスを実現するSSL VPNアプライアンス。「モデル 280」「同380」「同480」の3機種で構成され、最上位モデル(480)は最大100の同時接続ユーザーをサポートする。Active DirectoryやLDAPディレクトリ、RADIUSといった外部の認証システムと連携し、PINやハードウェアトークン、クライアント証明書などを利用して厳密なロールベースのユーザー認証やアクセス制御、シングルサインオンが可能。syslogによるアクセスログ管理機能、監査リポート機能も備える。ファイル共有サービスの利用時には転送ファイルのウイルスチェックを実行できる。

 また、PC端末に専用のVPNクライアント「Barracuda Network Connector」を導入すればTCP/UDPで通信するクライアント/サーバアプリケーションを利用することができる。

 価格は280が51万5000円、380が68万円、480が138万円(すべて税別)。各代理店から販売され、評価機の1カ月間の無料貸し出しも行う。

ITmedia マーケティング新着記事

news079.jpg

狙うは「銀髪経済」 中国でアクティブシニア事業を展開する企業とマイクロアドが合弁会社を設立
マイクロアドは中国の上海東犁と合弁会社を設立。中国ビジネスの拡大を狙う日本企業のプ...

news068.jpg

社会人1年目と2年目の意識調査2024 「出世したいと思わない」社会人1年生は44%、2年生は53%
ソニー生命保険が毎年実施している「社会人1年目と2年目の意識調査」の2024年版の結果です。

news202.jpg

KARTEに欲しい機能をAIの支援の下で開発 プレイドが「KARTE Craft」の一般提供を開始
サーバレスでKARTEに欲しい機能を、AIの支援の下で開発できる。