BIで生産活動情報を見える化、カイゼンに生かした製造業事例事例で学ぶBI活用のアイデア【第8回】

間接部門の業務改善活動を支援する集計分析システムをBIツールで構築。作業日報の集計・作成所要時間を約70%削減した製造業のBI活用事例を紹介する。

2012年01月23日 09時00分 公開
[小島 薫,ウイングアーク テクノロジーズ]

 ビジネスインテリジェンス(BI)を積極的に活用している業種と聞くと、どの業種を思い浮かべるだろうか。真っ先に思い浮かぶのが、POSデータなどの売り上げデータを活用する小売、流通業での事例だろう。本連載でも「BIによるPOS分析でタイムリーな売れ筋把握を実現した小売業事例」で流通業におけるBI活用事例を紹介した。

 一方で、製造業にもBIを積極的に導入している企業は多く存在する。小売、流通業では、「売り上げにどのようにつなげていくか」といった使われ方が多いのに対して、製造業では部品在庫削減、生産活動にかかわる付帯作業(工数分析や品質分析)の効率化など、コスト削減にBIを活用しているケースが多いようだ。そこで今回は、業務改善活動の中でBIツールをうまく活用している製造業の事例を紹介する。

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