各種計測機器やセンサーをインターネットに接続する「Internet of Things」。インターネットを介してあらゆる場所で情報伝達が可能になる未来は近づいているが、物事はそう簡単にはいかないようだ。
「モノのインターネット」(IoT:Internet of Things)が現実になりつつある。しかし、世界中に広がる埋め込みセンサーのネットワークに備わっているはずの能力を存分に発揮するには「国境の問題をクリアした無線ネットワーク」と「利益を生むソフトウェアのエコシステム」をまず確立する必要がある。2013年5月中旬に米国フロリダ州で開かれた独SAPのカンファレンス、SAP SAPPHIRE NOWにおいて、パネリストはそう指摘した。
“The Internet of Things is Now”(今こそモノのインターネット)と題したディスカッションで、SAPはこのテクノロジーを実用化している顧客を紹介しようとしていた。IoTは、マシン・ツー・マシン(M2M)と同じ次元で語られることも多い。通常はM2Mにはマシンとセンサーに固有の識別子を割り振る作業が含まれる。人間が介入することなくマシン同士が通信を行って処理を自動化し、同時にP(ペタ)バイト級のビッグデータを生成する。そのデータは管理システムが利用したり、アナリティクスソフトウェアが超高速で処理したりする。
広告クリエイティブ制作後の確認をAIが支援 サイバーエージェントが「極予測やりとりAI」を提供開始
広告主企業との確認作業を効率化。当日入稿・当日配信も可能になるという。
世界の業務アプリ導入数は1社当たり平均93、日本は最少の35――Okta調査
業務アプリの利用動向に関する年次調査の結果です。
「ECプラットフォーム」 売れ筋TOP10(2024年3月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。