2012年07月17日 09時00分 公開
特集/連載

無線LAN障害の原因はチーズ? 解決策は「Wi-Fiビームフォーミング」米物流企業が直面した無線LAN障害の意外な原因

無線LANがつながらない。調査を進めると、原因は冷蔵倉庫内のチーズの塊だった――。担当者であれば笑えない、こうした課題に直面した米物流会社が選んだ解決策とは?

[Shamus McGillicuddy,TechTarget]

 無線LANのパフォーマンスの優劣は、何よりも無線LANの設計に依存する。だが、環境の物理的性質が毎日大きく変化するようなケースでは、環境に完全に合致したネットワークを設計することは不可能だ。しかし「Wi-Fiビームフォーミング」のような高度な技術を利用すれば、こうした変化にも対応できる無線LANの設計が可能になるかもしれない。

 米物流企業のWOW Logisticsでは、この問題に対処するために、Wi-Fiビームフォーミング機能を備えた米Ruckus Wirelessの無線LAN製品を導入した。

 WOWはウィスコンシン州やイリノイ州、アイダホ州に十数棟の巨大な倉庫を保有し、これらの倉庫から毎日のように製品を搬入・搬出している。倉庫を利用する顧客も絶えず変化する。WOWのネットワーク管理者を務めるデイブ・クリスチャンソン氏は、2年前に同社に入社したとき、社内の無線LANのパフォーマンスはひどい状態だったという。

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