2012年02月01日 09時00分 公開
特集/連載

スマートフォンの通信障害でも回線を止めない「無線LAN」の活用法相次ぐ3G回線の障害に備える

携帯電話事業者の相次ぐ通信障害にいかに備えるか。スマートフォンやタブレットの多くが備える「無線LAN」の活用は現実解の1つだ。

[鳥越武史,TechTargetジャパン]

 携帯電話事業者の通信障害が相次いでいる。2012年1月25日には、NTTドコモやKDDIの3G回線サービスを利用した通話やデータ通信が東京都内で利用しづらい状況になった。従来型の携帯電話よりもアプリケーションの通信頻度が高いスマートフォンの急増が一因だとされている。

 3G回線に過度に依存しないためにはどうすべきか。スマートデバイスが備えるもう1つの通信手段である「無線LAN」の活用が有効な策となる。無線LANは3G回線と比べて通信可能なエリアが限定されるという弱点はあるが、社内のクライアントPCの置き換えとしてスマートデバイスを導入した場合など、オフィス内での利用が多い場合は効果的だ。

 本稿は、導入事例や機能強化のトレンドなどから、スマートデバイスの通信手段としての無線LAN活用の可能性を探る。

トヨタもモバイル端末向け無線LAN環境を整備

 ユーザー企業の間に、スマートデバイスの通信手段として無線LANを積極的に利用しようとする動きが広がりつつある。その1つが、トヨタ自動車を中心としたトヨタグループだ。

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