電子カルテを導入しても使いこなせない医師もいる。その原因の1つに、入力を簡素化するはずの機能を適切に設定できていないことがあるという。電子カルテを長期間、使いやすい状態にするコツを紹介する。
電子カルテを数年前に導入した診療所に訪問する機会が増えてきました。その際、多くの医師から相談を受けるのが、処方や検査を簡単に入力するための「セット」の見直しおよび適切な配置です。開業当初にさまざまな処方や検査をセット化したものの、都度の変更で崩れたり、最初から適切な配置ではなかったことで必要な情報にたどりつくのが難しかったりすることが多いようです。
机の上や引き出しの中、PCのデスクトップ画面などが散らかってしまい、必要なものを探すのが困難になった経験がある人は多いと思います。整理アドバイザーという職業があるほど、整理整頓は難しいのです。私もあまり整理整頓が得意ではなく、その難しさはよく感じています。
電子カルテを何年使用しても常に使いやすい状態にするには、コツがあります。それは、導入時のルール化と見直しを兼ねたシミュレーションを実施することです。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
なぜ料理の失敗写真がパッケージに? クノールが展開する「ジレニアル世代」向けキャンペーンの真意
調味料ブランドのKnorr(クノール)は季節限定のホリデーマーケティングキャンペーン「#E...
業界トップランナーが語る「イベントDX」 リアルもオンラインも、もっと変われる
コロナ禍を経て、イベントの在り方は大きく変わった。データを駆使してイベントの体験価...
SEOを強化するサイトの9割超が表示速度を重視 で、対策にいくら投資している?
Reproが「Webサイトの表示速度改善についての実態調査 2024」レポートを公開。表示速度改...