2018年10月02日 08時00分 公開
特集/連載

Computer Weekly製品ガイド死蔵しているデータを活用する方法

複数のデータベースに異なる形で保存され、同じ人あるいは物を指しているのかどうかも分からない。このような状態から脱し、データをビジネスに活用するにはどうすればいいのか。

[Cliff Saran,Computer Weekly]

 McKinsey & Companyが企業の経営幹部500人余りを対象に実施した調査(2017年3月)によると、成長を促進させるためにデータと分析を使う企業が増えているという。だが、そうした成長の手段としてのデータ収益化は、まだ初期の段階にある。

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 McKinseyが世界で実施したこの調査で、データと分析が販売やマーケティング部門の事業慣行を大幅または根本的に変化させたという回答が半数近くに上った。回答者の3分の1以上は、研究開発(R&D)についても同じことがいえると答えた。

 McKinseyによると、業績が好調な企業は、そうでない企業よりもデータを収益につなげている割合が大きく、既存サービスへの新サービス追加、全く新しいビジネスモデルの開発、収集したデータの共有を目的とした関連業界の他社との提携を含め、収益化の手段を増やしているという回答も多かった。

 「業績が好調な企業がデータの収益化に力を入れているのは、変化に対応する能力の高さやニーズの大きさに起因するのかもしれない。同業他社に比べると、好業績企業の回答者はデータとデータ分析活動が中核的な事業部門でさらに重大な変化を促進させていると回答した」。McKinseyアトランタオフィスのスペシャリスト、ジョシュ・ゴットリーブ氏と、McKinseyパートナーのカレド・リファイ氏は、この調査に基づく報告書「Fueling growth through data monetization(データ収益化を通じた成長の促進)」の中でそう記している。

 「データは組織にとっての新しい通貨だ」と語るのは、Adobe SystemsでITとクラウド運用を担当するCIO(最高情報責任者)、シンシア・スタッダード氏。同社はデータ管理に関して、“素早い意思決定ができない”“データへのアクセスが難しい”といった複数の課題に直面してきた。「われわれは、受動的な組織から能動的な企業へと移行するために、データ駆動型モデルを必要としていた」と同氏は振り返る。

 スタッダード氏によると、同社が直面した大きな障壁は、データの共通性を徹底させることだった。「組織内の各部署で、それぞれのデータ定義が違っていた」(同氏)。その不一致が原因で、Adobeはデータを使って行動可能なインサイトに到達することができなかった。

 データガバナンス問題に対応するため、Adobeはペルソナの理解に力を入れ、カスタマージャーニー全般について、Adobe社内の各担当者が顧客とどう交流しているかに目を向けた。

続きはComputer Weekly製品導入ガイドにて

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